【 素直な心で幸せになる10の法則 】
(1)「私心にとらわれない」
私利私欲にとらわれることのない心
私心にとらわれることのない心
(2)「耳を傾ける」
だれに対しても
何事に対しても
謙虚に耳を傾ける心
(3)「寛容」
万物万人いっさいを
ゆるしいれる広い寛容の心
(4)「実相が見える」
物事のありのままの姿
本当の姿、実相という
ものが見える心
(5)「道理を知る」
広い視野から物事を見
その道理を知ることのできる心
(6)「 すべてに学ぶ心 」
すべてに対して学ぶ心で接し
そこから何らかの教えを
得ようとする謙虚さを持った心
(7)「融通無碍」
自由自在に見方、考え方を変え、
よりよく対処してゆくことの
できる融通無碍の働きのある心
(8)「平常心」
どのような物事に対しても
平静に、冷静に対処して
ゆくことのできる心
(9)「価値を知る」
よいものはよいものと認識し
価値あるものは 、その価値を
正しくみとめることのできる心
(10)「広い愛の心」
人間が本来備えている広い愛の心
慈悲の心を十二分に発揮させる心
− 松下幸之助さん −
■ 実業家として社会に貢献
今回は、昭和の偉大な実業家、松下幸之助さんの名言集です。生前は経営の神様と称された松下幸之助さんが、亡くなられて今年で27年ですが、いまだに生前残された言葉が世代を超えた多くの人たちの学びとなっています。
日本を代表する実業家でありながら、社会貢献のための活動も積極的に行っていました。とくに人を育てることに尽力を尽くし、PHPという出版社を起こして数々の著書を献上しています。
また1979年に70億円を投じて財団法人松下政経塾を設立しています。賛否両論ありますが、あの野田佳彦元首相は同塾出身です。日本の首相まで輩出されたわけですから、同塾の渡している役割は決して小さくありません。政界にも広く貢献しています。
■ 海外でも評価されている!
松下幸之助さんの考え方と活動は、単なる一企業の経営者の枠には収まりきれません。経営、哲学、思想、社会活動など実に多岐にわたっています。このため、経営者はもちろんのことスポーツ選手、俳優など様々な分野で活躍する人たちに多大な影響を与えています。
松下幸之助さんは、日本国内でも沢山の人たちに尊敬されていますが、海外での評価はさらに高いです。あの有名な「TIME」という雑誌の表紙(昭和37年)になっています。当時掲載された記事の中で「日本中で最も尊敬される実業家」と、紹介されています。
最近では20代、30代の女性からも松下幸之助さんお人気が非常に高いようで、いまだに松下幸之助さんの人生哲学が惜しみなく披露されている「道をひらく」が売れ続けているようです。
■ 感謝の心が幸せに気づかせる!
松下幸之助さんは、生前沢山の方々に感謝の心の大切さを説いていました。感謝の心は人間が幸せに生きるために必要不可欠で、感謝の心がなければ、決して身の回りに溢れている小さな幸せに気づくことができないばかりか、最後は不幸をもたらすと語っています。
感謝の心が高まれば高まるほど、正比例して幸福感が高まるので、感謝の心は人間の体でいうと心臓のような非常に重要な存在です。心臓が無くなれば人は間違いなく死んでしまいます。それと同じように、感謝の心を失えば、それまで続いていた幸せは一瞬で消え去ります。
そうならないためにも、いつまでも感謝の心を持ち続けることが大切です。そのためには日々の生活の中で心を磨く必要があります。心を磨くうえで大切なのが態度、行動、言葉の三つです。特に言葉は大切です。幸せな人は幸せに相応しい言葉を使っているので、態度も行動も自然と良くなります。
■ すべてに学ぶ心を持つ
個人的に今回まとめさせていただいた名言の中で一番心に響いたのが(6)「 すべてに学ぶ心 」です。全ての人や物から学ぼうとする心をもって接することができれば、おごり高ぶることなく、生涯にわたって学び続けながら成長することができると思います。
これだけをとってみても松下幸之助さんは特別な「言葉の力」を持った人だということが伺い知れます。どんな言葉も頭にすんなりと入ってきて、心に強く刻まれます。何かに迷ったときには、必ずこのまとめと「道を開く」を読み返したいと思います。
言うまでもなく松下幸之助さんは、日本が誇る偉人の中の偉人ですが、今の日本の姿を見て、どう思われるのか非常に興味があります。
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【画像】 Pinterest
「警世〜松下幸之助と日本経済」