
(1)
自分の置かれている状況を
客観的に見るのは
しんどい作業ですが、
それを可能にするのが、
人間の知性です。
脳のなかに前頭前皮質の
背外側部というところがあるのですが、
そこがこの役割を担っています。
だいたい25歳で完成すると
言われていますが、
トレーニングしないと育ちません。
若いうちに自分を
客観視することで鍛えないと、
中高年になってからでは
なかなか鍛えられないんです。
でも、いったんできてしまえば、
将来、多くの人に羨ましがられる
才能になると思います
(2)
私が脳科学者という立場から
アドバイスするとしたら、
「今、調子がよさそうな人の
真似をしないこと」です。
真似をするなら
「自分がいいと思った人」
の真似をすることです
(3)
負ける人は、
自分の頭で考えていない
(4)
脳は現実と理想の
区別がつかないので
現実の姿ではなく理想の姿を
イメージすることです
(5)
心の中でラッキーと思うよりも、
実際に「運がいいぞ!」と
口にした方が多くの感覚器官が働き、
記憶が強化されやすくなります。
声に出せば「自分が運がいい」と
脳に定着しやすいのです
− 中野信子 −
【脳を活性化して幸せに生きる10の習慣】
(1)「早寝早起きが基本」
早寝早起きを励行させましょう
(2)「朝食を必ず食べる」
朝ご飯を必ず食べましょう
脳は体温の上昇につれて
スムーズにはたらきます
朝食を食べることは
睡眠で低下した体温を上昇させ
脳を活性化するのに役立ちます
(3)「良いものを食べる」
糖分のとり過ぎに注意し
カルシウムの不足を解消しましょう
糖分をとり過ぎると体が酸性体質になり
脳のはたらきに必要な栄養を
こわしてしまいます
(4)「固いものを食べましょう」
よくかむことにより
脳表面の温度が上昇し循環します
そのため血液が増え
脳ホルモンの分泌が盛んになります
(5)「読み物を聞かせましょう」
子供に絵本を読んでやるとき
心を込めて話しましょう
小さいときに
本を読んでもらわなかった子は
大きくなって読解能力や
表現力の劣る子になる
おそれがあります
読み手と聞き手の
両方の脳が活性化されます
(6)「手先を動かす」
手先を細かく動かす「小筋運動」は
運動中枢から筋肉に命令を伝えるだけでなく
同時に視覚や聴覚を統合した
脳のはたらきを促し
脳の刺激を強め
特に右脳を強く刺激します
絵を描いたり、物を作ったり
楽器を演奏すると
効率よく脳を刺激することができます
(7)「日常的にやるといいこと」
きき手でない手も使いましょう
また、いい絵、いい音楽
に触れせましょう
(8)「かんたんな運動をしましょう」
運動神経は
右と左とではそれぞれの
分担が決まっています
左手や右手の左半身は右脳の管轄
右半身は左脳の管轄です
右脳を刺激するには
意識して左手や右手を使えばよく
絵や風景を見ること
クラシック音楽を聴くことも
右脳を刺激します
運動神経や反射神経を磨くことは
脳を鍛えることになります
(9)「歩いて健康になろう」
歩くことは体力を増進させます
座っているより立つ方がよく
立つより歩いた方がいいのです
歩きは健康の秘訣です
(10)「自然にふれよう」
家族が休みの日には
緑の森林や青い海に行くようにしましょう
「春夏秋冬」の変化
自然に触れることも脳が鍛えられます
出典:「修明学園の幼児英才教室」

■ 修明学園の教育理念がすばらしい!
今回は、幼稚園受験、小学校入試で高い成果をあげていることで有名な修明学園英才教室に通っている子供たちの親御さん向けに説いている言葉を転載させていただきました。
同校は、よくある有名私立幼稚園・小学校の受験に合格するための受験準備校とは異なり、ただ闇雲に知識を詰め込んだりするような塾とは一線を画しております。
社会に一人でも多くの素晴しい人材を送り込むことを目的に独自の教育を展開しています。

■ 大人にも実践してほしい脳を活性化する習慣!
本当に子供に勉強してもらいたいのであれば、我々大人が生き方で示さなければならないわけですが、同校の教育方針がまさにそれです。なので沢山の人たちから支持されてます。
今回まとめさせていただいた中野信子さんの脳に関する記述からの抜粋や修明学園の脳の活性化させる習慣は、何かとストレスの多い現代社会を生きる我々大人たちこそ実践すべきことだと思います。
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「脳を猛烈に刺激する方法」