
【 心に響く志村けんの名言集 】
(1)
お笑いをやっているのは、
みんなの笑顔が見たいから。
(2)
気取らないこと。
とにかく飾らない。
自分を大きく見せようとする
段階で人はうそをつくし、
それはすぐに見破られる
ものですよ。
(3)
非常識なことをするためには
まず常識を知らなきゃ
いけないんだよ。
(4)
「お金は利を得る
ために使うもの」
という意識をいつも
持っている。
(5)
マンネリで大いに結構。
ほかの人はマンネリまで
いかないじゃないですか。
定番があるのは
全然恥ずかしい
ことじゃない。
ドリフも僕のバカ殿も
変なおじさんも、
必死でネタ作って、
とことん何年も
やり続けてきた
わけだから。
みんなマンネリの域まで
達してみろって。
(6)
分かる人には、
演者が馬鹿で無い
ことくらいわかる。
むしろ利口ぶったり、
文化人ぶったりする
ようになったら、
芸人としておしまい。
(7)
「見たいけど、
たまにしかやっていない」
という、放送回数を
腹八分目ぐらいの
満腹感に抑えてきたこと。
それがロングセラー
になった要因だ。
(8)
人生72年、
それが丸一日だ。
こうやって年齢を一日の時間
に置きかえてみると、
自分の一将を直感的に
イメージする事ができる。
(9)
私は、こう見えてもバカですよ。
アイ〜ン
(10)
お笑いみたいなものでも、
常識を知らないと本当のツボ
というものがわからない。
常識は基本線で、
お笑いはその常識を
ひっくり返すところで、
コントとして成り立っている。
だから笑えるワケよ。
お笑いに限らず、
常識をバカにする奴に、
常識を超えたことは
絶対にできない。
(11)
仕事を楽しくするためには、
男にしても女にしても
好きな人が近くにいた方がいい。
だから僕は自分が好きな人を、
まずゲストに呼んだり、
レギュラーに加えたりする
(12)
誰もが思いつきそうなことを、
人より鼻の差ぐらい先を見越して、
現実化すればいいんだ。
「鼻の差ぐらい」がポイント。
それ以上先でも、
それ以下でもダメ
古今東西、いつの時代も、
自分が楽しいと思わない仕事から
よい結果は生まれない。
(14)
ムダなことでもなんでも
知ってた方がいい。
知らないと
損をすることはあっても、
知ってて損することは
ないから。
(15)
最初から全力でいかない奴は、
その時点で先がない。
(16)
仕事に限らず何でもそうだけど、
「おれ、頑張りました」って
ところが見えてしまう
ようではまずい。
頑張ったとか、
努力したということを、
ことさら強調する奴がいるけど、
それって手品で、
すぐさまタネあかしをして
しまうのと同じじゃないのか。
いとも簡単にやっているようで、
実はその裏で血のにじむような
努力と完璧な準備があるからこそ、
金を取れるモノになる
わけなんだから。
(17)
自分の一生なんだから、
自分が好きなことを
思い切りやればいいと思う。
売れるか売れないか、
先のことは誰にも
わからないけど、
自分が納得いくまでやれば、
それでいいんじゃないか。
(18)
おいしいところをゲストに。
それは僕のいつもの考えだ。
(19)
僕は芝居を「演じている」
と見られるのが一番嫌いだ。
オーバーな演技や
クサい芝居をしていると
「そんな奴はいねえだろ」
となってしまう。
「いるいる、こんな奴が」
と思ってもらいたい。
「らしく見える」のが
一番大事だ
(20)
みんなと同じだったら、
一番楽だろう。
不安もなくなる。
でも、その代わり
個性もないってことになる。
あいつは変わってる、
と言われるのは
光栄なことだ。
1回きりしかない
人生なんだから、
自分の好きなように、
自分に正直に生きようよ
(21)
努力なんですよ。
つねに何かをしてないと。
人が遊んでいるときに
遊んでいたら、
普通の人間になっちゃうし。
(22)
付き人時代は
靴も買えなくて、
一時期ずっと裸足で
生活してましたからね。
電車でも裸足ですよ。
まわりのお客が
へんな顔してね。
テレビ局の小道具さんから
ワラジもらったりしたけど、
裸足より
目立つんだよね(笑)。
ええ。ワラジでも
乗りましたよ、電車
(23)
なんの仕事にしても
そうだと思うけど、
本当に嫌だったら
辞めればいい。
でも、辞めないってことは、
自分が好きで選んだ道
だということだし、
やり遂げる責任も
負うことになる。
だから、少々嫌なことや
つらいことがあっても、
それは自分が我慢すれば
いいことじゃないかな
(24)
いろいんな人たちを
遊びの場で見てきた。
思うのは、人生は
不公平だってこと。
若いときからずっと
恵まれている人もいる。
急上昇して
急降下する人もいる。
人生の後半にピークを
迎える人もいる。
ずっと恵まれない人もいる。
人生という
ゲームの勝ち負けに
一定の法則がないことは、
これを見てもあきらかだろう。
ただし、ひとつ
言えることがある。
ずっと恵まれてみえる人は
みな必ず努力していることだ。
例外なくね。
−志村けん−

■ 笑いの巨匠逝く
2020年3月29日の未明に、ドリフターズの志村けんさんが新型コロナウイルス肺炎により亡くなられました。享年70歳でした。
志村さんは3月20日に発熱と呼吸困難のため都内の病院に搬送され、その後人工心肺装置がある病院に転院して闘病中とメディアで報じられていましたが、意識不明の危篤状態から回復に向かっていると思っていました。
しかし、残念ながら意識は回復しませんでした。月曜日の朝に訃報を知り、驚いた方も多いのではないでしょうか。本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします。
■ ボーイから国民的人気者へ!?
今回紹介させていただいた名言は生前志村けんさんが、テレビや雑誌などのメディアで発言したものを集めさせていただきました。どれも比較的最近のものですが、言葉に深みがありますね。
志村けんさんが、この世界に入るきっかけは、「ドリフターズ」です。最初はボーイとして働いていたのですが、当時加藤茶さんと並ぶ人気メンバーの一人だった荒井注さんが脱退したため、その穴埋めとして急遽加入することになりました。
志村けんさんが加入してドリフターズは、自他共に認める国民的人気グループとなったわけですが、はたから見ると順風満帆に見えても色々な苦労があったようです。

■ マンネリは一つのことを極めた証!
早いもので志村さんも芸歴40年をすでに越えたわけですが、今だに舞台や新しいコント番組をやるときは色々と悩まれるそうです。それだけこだわりがあるんでしょうね。
そんな志村さんの言葉は、やはり深みがありますし、素晴しい学びとなります。特にマンネリに関するを指摘されたことに対する答えは目からウロコでした。
あれこれ手を出して、何でも中途半端に終わるのではなく、一つのことをとことん極めて見ろという、志村さんの強烈な言葉が心に響きました。しっかり肝に銘じます。
■ 肺炎を患い健康に目覚める!
志村けんさんは、3年ほど前に肺炎を患い、治療のため入院しています。そのとき座長を務めていたお芝居はすべてキャンセルとなってしまい、健康の大切さを痛感したそうです。入院する前日までタバコを3箱ほど吸っていたようなんですが、相当苦しかったようです。
それでも吸ってしまうのがタバコの恐ろしいところ、しかし、入院を契機に50年近く吸い続けていたタバコをきっぱりやめることが出来たようです。しかしながらお酒のほうはやめられないようで、以前ほどではないにせよ、ほぼ毎日飲んでいるようです。
肺炎というと風邪をこじらせてなる病気くらいに間違った認識をされている方が少なくないですが、日本人の死亡原因の3位です。しかも、97%が65歳以上の高齢者の方々です。ちなみに、肺炎は肺に炎症が起きる病気のことを総じて肺炎といい、主な原因は細菌やウイルスなどによる感染です。
主な症状は辛い席ですが、単なる風邪と思い込んで放置してしまうと大変なことになるので、中々咳の症状が治らない場合は、速やかにお医者さんに診てもらいましょう。
【公式】志村けんのだいじょうぶだぁ #1