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【凄い賢者の智慧!ニーチェの名言】
 
 
(1)
 
一日一日を始める
最良の方法は、
 
目覚めの際に、
今日は少なくとも一人の人間に、
一つの喜びを与えることが
 
できないだろうかと、
考えることである。
 
 
(2)
 
あなたにとって
もっとも人間的なこと。
 
それは、誰にも恥ずかしい思いを
させないことである。
 
 
(3)
 
生きる意味を見出した者は、
たいていのことは耐えられる。
 
 
(4)
 
自己侮蔑という男子の病気には、
賢い女に愛されるのが
もっとも確実な療法である。
 
 
(5)
 
苦しみをともにするのではなく、
喜びをともにすることが
友人をつくる。
 
 
(6)
 
愛が恐れているのは、
愛の破滅よりも、
むしろ、愛の変化である。
 
 
(7)
 
善も強ければ、
悪にも強いというのが、
いちばん強力な性格である。
 
 
(8)
 
事実というものは存在しない。
 
存在するのは解釈だけである。
 
 
(9)
 
人は何を笑いの対象にするかで
その人の人格がわかる
 
 
(10)
 
自分を破壊する
一歩手前の負荷が、
自分を強くしてくれる。
 
 
(11)
 
男が本当に好きなものは二つ。
 
危険と遊びである。
 
そしてまた、男は女を愛するが、
それは遊びのなかで
最も危険なものであるからだ。
 
 
(12)
 
孤独な人間がよく笑う理由を、
たぶん私はもっとも
よく知っている。
 
孤独な人はあまりに
深く苦しんだために
笑いを発明しなくては
ならなかったのだ
 
 
(13)
 
人が意見に反対するときは
だいたいその伝え方が
気に食わないときである
 
 
(14)
 
孤独な者よ、
君は創造者の道を行く
 
 
(15)
 
人生は常に頂上に近づくほど
困難が増してくる。
 
寒さは厳しくなり
責任は重くなる
 
 
(16)
 
もっと喜び
楽しむことを学ぶこと、
 
それこそ他人を苦しめたり、
苦しめようと考えたりすることを
忘れさせる最善の方法である。
 
 
(17)
 
自分に命令する力のない者ほど、
自分を命令する者を求める。
 
 
(18)
 
人々とともに生きるのは難しい。
黙っていることが難しいからだ。
 
 
(19)
 
病気であることは
教訓に富んでいる。
 
健康であることよりも
教えるところが多い。
 
 
(20)
 
愚者は良い暮らしを得ても、
それよりもっと
良い暮らしを求める。
 
 
(21)
 
人間にとって
必要なことはただひとつ、
自分自身に満足する
ということである。
 
 
(22)
 
誰からも好かれなくては
いけないなどと思わず、
人には普通に接していた方がいい。
 
 
(23)
 
疲れを感じたら、
あれこれ考えずに、休むか、
寝てしまおう。
 
 
(24)
 
考え過ぎたことはすべて問題になる
 
 
「ニーチェ」
 
 
 
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■ 孤独な少年時代
 
 
今回は、ニーチェの名言を集めさせていただきました。ニーチェは1844年、プロイセン王国領プロヴィンツ・ザクセン(現在のドイツ現在のドイツ北部からポーランド西部)で三人兄弟の長男として生まれました。
 
 
ニーチェのお父さんは、ルター派の裕福な牧師だったんですが、ニーチェが5歳の時に自宅の玄関先で転んで頭を強打し、その怪我が原因で死亡し、その翌年、お父さんの後を追うように当時2歳の弟が病死します。
 
 
ニーチェは10代のころから自伝を執筆していたようなんですが、お父さんが亡くなる前の子供時代が幸せだったこと、その後、お父さんと弟が死んだ時の悲しみを綴っています。
 
 
お父さんが牧師だったので、20代まではニーチェも非常に信仰心が厚く、これまでいろいろな困難を乗り越えられたのも、「神の導きのお陰」によるものと頑なに信じていたようです。また、同年代の子供たちと比べても特別孤独だったようです。
 
 
 
 
■ 知性も間違うと自分を苦しめる凶器になる!
 
 
ニーチェがこの世を去ってからすでに100年以上経過しているわけですが、死して尚哲学者として世界中で尊敬されています。
 
 
友人にとてつもないニーチェ好きがおりまして、彼は学生時代から年間に本を300冊以上読むことを自慢気に話すタイプでして、哲学に文字通り没頭していました。
 
 
自分も哲学者として名を馳せたいと考えていたようなのですが、ニーチェが生きていた時代のように哲学者がもてはやされる時代ではありませんので、やむえず就職しました。
 
 
 
 
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哲学や心理学に関する知識は確かに凄いものがあったのですが、それゆえに実社会に生きる大人たちがどうしようもなく馬鹿に見えて存在自体が耐えられなかったようです。
 
 
当然上司や先輩と衝突しまくり、すぐに最初に就職した会社は辞めて実家の家業を継いでいます。どんなに優れた知性があっても、人を見下すためだけの知識に成り下がってしまうと、人生そのものが苦しくなってしまうようです。
 
 
ニーチェも若くして天才哲学者として脚光を浴びるも、最後は廃人になってしまったので、ニーチェの名言(24)にもありますが、考えすぎると問題となるので、やはりほどほどがいいようです。
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
ニーチェの本質を突いた言葉・名言集 Part1