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【リーダー論が凄い!野村克也の名言】
 
 
(1)
 
好かれなくても良いから、
信頼はされなければ
ならない。
 
嫌われることを
恐れている人に、
真のリーダーシップは
取れない
 
 
(2)
 
私自身の
バッターとしての才能は、
はっきりいって二流でした。
 
打率でいえば、
いいとこ2割5分です。
 
けれども、
戦後初の「三冠王」を
はじめとして
 
残した結果は一流だと
自負しています。
 
何故そんなことが
できたかというと、
 
人の何倍も
「努力」したからです
 
 
(3)
 
勝つときには
いろんな勝ち方があって、
相手が勝手にずっこけたり、
 
勝手にミスしてくれたりして
「ああラッキー」という
勝ち方もあります。
 
しかし、
負けるときというのは、
 
負けるべくして
負けるものです。
 
勝負の世界にいると、
勝って反省というのは
できないが、
 
負けたときには反省する。
 
敗戦の中にいい教訓が
あると思います
 
 
(4)
 
一瞬のやる気なら
誰でも持てる。
 
けれども、
持続性のあるやる気は、
 
深く認識したものだけに
宿るのである
 
 
(5)
 
人生の最大の敵、
それは「鈍感」である
 
 
(6)
 
若いときに
流さなかった汗は、
年をとったときの涙となる
 
 
(7)
 
勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし
 
 
(8)
 
先入観は悪である
 
 
(9)
 
人間は、恥ずかしさ
という思いに比例して
進歩するものだ
 
 
(10)
 
「どうするか」
 を考えない人に、
 
「どうなるか」
 は見えない
 
 
(11)
 
才能には限界がある。
 
でも、頭脳に限界はない
 
 
(12)
 
「もうダメだ」「諦めよう」。
 
今、そんな思いを
抱いている人がいるなら、
思い出してほしい。
 
諦めた時は変わるチャンス。
 
這い上がる
タイミングなんだよ。
(13)
 
長い目で見れば、
不器用な人間のほうが
最後は勝つ。
 
天才は深く考えないから、
思想や哲学が生まれない。
 
 
(14)
 
「自分は誰かに
支えられて生きている」
 
という感謝の気持ちを
持つ人間は強い。
 
 
(15)
 
バカには
逆らわないほうがいい。
 
相手にのせられて、
同じように激高するのは
大損だよ。
 
 
(16)
 
怒りの感情は、
思考を停止させてしまう。
 
それは勝負において
不利な状況を
自ら作り上げている。
 
怒りの感情に
支配されやすい人間ほど
力を発揮できない。
 
 
(17)
 
上手くいっているときは、
周りに人がたくさん集まる。
 
だが、一番大切なのは、
どん底のとき、誰が傍に
いてくれたかや
 
 
(18)
 
ひらめきはひとつひとつ
石を積み上げていくような、
地道な作業の先にしかない。
 
 
(19)
 
悩みを抱えているとき、
人は怒りっぽくなるよな。
 
でも、それを仕事の現場で
出してはいけない。
必ず失敗する。
 
 
(20)
 
コンプレックスや
劣等感があるからこそ、
自分を変えて、
努力を積み重ねられる。
 
 
(21)
 
「失敗」と書いて
「成長」と読む
 
 
(22)
 
まず、1日努力せよ。
 
それだけで、昨日と違う
自分を発見できる
 
 
(23)
 
仕事をこなすことで、
頭も神経も体も使う。
 
仕事=健康管理である
 
 
(24)
 
うまくいっているときは、
周りに人がたくさん集まる。
 
だが、一番大切なのは、
どん底のとき、誰がそばに
いてくれたかや
 
 
− 野村克也 −
 
 
 
 


「野村再生工場」を可能にしたのは
「言葉の力」だった >>

 
 
 
「野村克也 弱者が強者に勝つ方法」
 

 
 
 
■ いまだに衰えない野球への情熱がすごい!
 
 
今回は、ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、楽天イーグルスなどを指揮した名将、野村克也さんの名言を集めさせていただきました。最近メディアへの露出が多いですが、野球に関する情熱は一向に衰えていませんね。
 
 
今年で81歳になられるのですが、相変わらず頭脳明晰ですし、言葉もしっかりしています。わたしは野村監督のお孫さんくらいの年なんですが、残念ながら祖父と仕事について話したことはありません。野村監督くらいの年代の方は、仕事を離れて10年以上経過しているので、仕事に対する思いも情熱もすでに過去のもので、現役時代を懐かしむ場すらない人が大半です。
 
 
ところが先日野村監督がテレビ出演したYoutube動画を見る機会があって、そこで語られた緻密な野球論に度肝を抜かれました。まだまだ自分は仕事と呼べるレベルに達してないなと痛感した次第です。
 
 
 
 
■ 劣等感をプラスに考えて大成功!
 
 
現役時代の野村克也さんは、とてつもない凄い記録を残しています。まず、戦後初となる三冠王(1965年)を皮切りに、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、最多安打1回、MVP5回、ベストナイン9回、ダイヤモンドグラブ賞1回を達成しています。 
 
 
そして、生涯成績は生涯安打2901安打、生涯本塁打657本、生涯打点1988打点となっています。成績だけみれば十分超一流選手ですが、そんな野村克也さんもプロ野球選手としてのキャリアをスタートしたときは、まったくといっていいほど将来性のない選手だったんです
 
 
テスト生で南海に入団(しかも契約金なし)し、1年目のシーズンで戦力外通告を受けます。しかし、わかりました。もう生きていてもしょうがないので、帰りに南海電鉄の電車に飛び込んで死にます。お先に失礼します」といって、当時の担当課長を契約延長を再考してもらうように説き伏せて、何とか残留します。
 
 
2年目のシーズンは欠点をコーチや監督、先輩から指摘されると、それを克服するために筋トレをはじめ、努力の限りをつくして克服し、見事3年目のシーズンからは正捕手としてレギュラーとなります。とにかく努力の人だったんです。
 
 
 
 
■ ビジネスにも通じる野村監督の優れた野球論!
 
 
野村克也氏は、ビジネスパーソン向けにリーダー論やマネージメント論を講演会の場で解説したりしていますが、口の悪い人は野球とビジネスは違うといったことをおっしゃいます。しかし、野村監督は超一流のビジネスパーソンだけが受講できる講演やセミナーに引っ張りだこです。
 
 
やはり一流の人は一流の人の凄さが分るんですね。今回取り上げさせていただいた名言は言葉数は短いですが、どれもためになることばかりで、これからも野村監督の野球論からいろいろと学ばせていただきたいと思います。