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【 あきらめない!高橋尚子の名言 】
 
 
(1)
 
選手にけがをさせるほど
練習させるのは良くない。
 
それは当たり前です。
 
でも、みずきちゃんと
よく話すんですが、
 
『この練習をしたら
 けがをするかもしれない。
  
 でもやらないと
 世界と戦えないと
 したらどうする?』って。
 
私たちは迷わず、
けがをしてもいいから
突き進む道を選びます
 
 
(2)
 
あそこに勝たないと、
私の次の扉はいつになっても
開かないんです。
 
ですから、あの坂を自分で
乗り越えて勝ちたかった
 
 
(3)
 
私はすべての大会において、
結果がどうなろうとも、
スタートラインに立った時は
 
『やるべきことはすべてやった』
 という気持ちでした。
 
なぜそういう気持ちに
なれるかというと、
それまでの一日一日がすべて、
 
『きょうはすべて
 やりきった、もう走れない』
 
『ありがとう。あしたも
 また一緒にがんばろう』と
 抱き合って終わる毎日を
 過ごしてきたからです
 
 
(4)
 
人への感謝の気持ちも、
自分の力になる
 
 
(5)
 
夢を持ち続けて頑張れば、
暗闇の道にも「光」が
差してくる
 
 
(6)
 
金メダルも世界記録も
すごいと思いません。
 
それより目標を達成した
喜びが大きいです
 
 
(7)
 
輝ける場は人それぞれ。
 
いかに輝くかは
その人次第だと思います
 
 
(8)
 
長い階段を一気に
上がろうとすると、
途中でへばってしまう。
 
でも一段ずつ
確実に上がっていけば、
時間はかかっても頂上まで
上がることができる
 
 
(9)
 
「あしたのジョー」のように、
 戦い終え、そのまま頭の中が
 真っ白になっていくほど
 走れたら本望なんです
 
 
(10)
 
負けるのが、
恥ずかしいとは、
思っていません。
 
 
(11)
 
痛い目にあったとしても、
失敗すらできない
人生よりずっと楽しい。
 
 
(12)
 
人以上やって人なみ。
人の倍以上やってようやく…。
(13)
 
新しいことをやるのは
危険だと忠告されましたし、
バッシングもされました。
 
でも、私たちが欲しいのは
常識の中で得た結果ではない。
 
 
(14)
 
いままでにいったい
どれだけ走ったか...
残すはたった42キロ
 
 
(15)
 
諦めなければ夢は叶う。
 
 
(16)
 
自分で選んだ道だからこそ、
今、何の後悔もなく、
前を向いて歩いてこられたと
思っています。
 
 
(17)
 
考えたところで
見えていないもの、
まだ分からないことを
あれこれ悩んでも仕方ない。
 
 
(18)
 
私はほめられると弱いので、
いいぞ、いいぞって言われると、
嬉しくてどんどん
がんばっちゃうんです。
 
 
(19)
 
「ちょっとだけ頑張る」ことを、
毎日続けてみよう。
 
 
(20)
 
よかったことの現実も、
悪いことの現実も、
次へ向かう糧にしたい。
 
 
(21)
 
暗闇の中でも、
夢を持つことで、
ホントに1日1日を
充実した時間を過ごす
ことが出来ました。
 
なので、陸上に関係なく、
いま暗闇にいる人や
悩んでいる人、

ほんとに
1日だけの目標でも
3年後の目標でも
何でも目標を持つことで、
 
すごく一歩一歩1日が
充実すると思います。
 
 
(22)
 
もう走れないほど練習しても、
一晩寝ると不思議と
走れてしまう。
 
 
(23)
 
すべての1日が
精一杯頑張ったという
1年にしたい。
 
 
(24)
 
何も咲かない寒い日は、
下へ下へと根をのばせ。
 
やがて大きな花が咲く
 
 
− 高橋尚子さん −
 
 
 
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■ 誰にも負けない努力で偉業を達成!
 
 
今回は、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんの名言を集めさせていただきました。高橋尚子さんは、誰にも負けない努力がやがて大きな自信となって、偉業(女子陸上界初となる金メダル獲得)を成し遂げました。まさにレジェンドですよね。
 
 
シドニー五輪以外で個人的に印象に残っているのは、かつて高橋尚子さんと同じレースで何度も激しい争いを繰り広げた盟友野口みずきさんにとって事実上の引退レースとなった名古屋ウィメンズマラソンを観戦に訪れ、レースが終わったあとに通路で無言で泣きながら抱き合う姿です。
 
 
二人を取り巻く光景があまりにも美しく、まるで映画かドラマのワンシーンのようでした。100年以上の長い歴史がある日本の陸上女子で金メダルを獲得したのは、高橋尚子さんと野口みずきさんだけなんですよね。
 
 
ほぼ同じ時代に活躍した二人の選手が去ってしまったので本当に寂しいですが、近い将来二人を超える選手が登場するのを楽しみに待ちたいと思います。
 
 
 
 
■ 最愛の小出監督が天国へ!
 
 
2019年4月23日に高橋尚子さんを金メダリストに育て上げた小出義雄監督が肺炎のため亡くなりました。亡くなる3日前まで何とか話すことができたようなんですが、それまで高橋尚子さんは、何度も病院に足を運んで見舞ったそうです。
 
 
色々と話したいことがあったと思うのですが、小出監督の容体があまりよくなかったので、伝えたいことは毎回手紙に書いて、それを帰り際に手渡していたようです。小出監督が亡くならて、しばらくの間ずっと泣き続けたようです。
 
 
弔問に訪れたときも、目の周りが赤く腫れあがっていました。それだけショックだったのだと思います。
 
 
 
 
「高橋尚子 Traning for Sydney 2000」