
『ありがとう』の反対は『あたりまえ』
「ありがとう」は
漢字で書くと「有難う」
「有難(ありがた)し」
という意味
あることがむずかしい、
まれである
めったにないことに
めぐりあう
すなわち、奇跡ということ
奇跡の反対は「あたりまえ」
毎日起こる出来事を
あたりまえだと
思って過ごしている
こんなあたりまえだと思うことが
本当は奇跡の連続なのです
「有ること難し」
生きて、出逢う、という
奇跡の連続に「ありがとう」
− 作者不詳 −
当たり前のことに
感謝できる人はいつも幸せ

■ 感謝すると幸せになる!?
よく自己啓発関連の書籍の中で、感謝を習慣化することで人は幸せになれるといったことが書かれていますが、これは決して荒唐無稽な話ではありません。まず感謝することで物事にたいする態度や姿勢が変わります。
具体的にいうと人との接し方や仕事に対する取り組み方です。すると、口にする言葉も変わってきます。当然のことながら周囲の人たちの態度が変わります。例えば苦手だった人が自分に対して急に優しくなるといった具合です。
また、仕事の取り組み方が変わったことで、ミスも劇的に少なくなり、スムーズに進めることができるようになるので、職場の人たちから感謝されることが少しずつ増えるので、次第に仕事が楽しくなってきます。
■ 感謝すると健康になる!?
感謝を習慣化するには、まず意識して積極的に「ありがとう」を言いいましょう。例えば職場で電話を取り次いでもらうなど、ちょっとしたことでも必ず最後に「ありがとうございます」と、感謝の思いを伝えるようにしましょう。
ありがとうを意識して言うと物事の良い面が見えるようになり、「嫉妬」、「不満」、「うらみつらみ」、「イライラ」といったネガティブな感情を抑えてくれます。といよりもネガティブな状態でいるのが難しくなります。
ですので、万病の元とされている「ストレス」が劇的に減るので心と身体が次第に健康になります。そうなると自然と笑顔でいることが増えるので、人当たりも良くなり、出会いも良くなります。
■ 「ありがとう」を習慣化するには?
感謝できる人になるためには、まず「ありがとう」といいたくなることを1つでも多く見つけていくことです。本当は、あらゆることに感謝していくことが一番大切ですが、まず感謝するべきポイントに気づいていなければ感謝したくてもできません。
「ありがとう」が見つけることができない人はまずいません。なぜなら私たちは生まれて死ぬまでに沢山に人や物に支えられて生きているからです。つまり、みんなだれかのおかげで生きていられるわけですから、もし「ありがとう」と言えることがなければ、とっくの昔に死んでいます。
自分の1日を振り返ると「ありがとう」と言える場面が必ず存在します。それもあなたが思っている以上に、数え切れないほどたくさん存在しています。あなたはただ、感謝するべきポイントに気づいていないだけです。

■ あたりまえが幸せを遠ざける!
本当はいつでも「ありがとう」と言えるはずなのですが、お世話になることが当たり前になりすぎて感謝に気づけないのです。「いつも利用するコンビニの店員さん」「会社の先輩からのアドバイス」「仕事でミスして上司に怒られること」「友達がいること」。
「毎日ご飯が食べられること」「健康であること」などなど。自分が今、こうして生きていられるのは、沢山のものに支えられているからです。決して、当たり前のことではないにもかかわらず、「ありがとう」に気づけない場合が多いのです。

■ 一言でも多く「ありがとう」を伝えよう!!!
いつでも感謝できる人になるためにも、「自分はたくさんの人に支えられている」事実に気づかないといけません。そして、一言でも多く「ありがとう」と言えるようになることがありとあらゆる幸せにつながります。幸せ=感謝だからです。
感謝できない人に幸せは訪れません。なぜなら上述したとおり、すべてが「当たり前」だからです。すなおに「ありがとう」と言えることによって、相手も自分も幸せになれるのです。
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