無理して頑張らなくていい！頑張りすぎて心に余裕がなくなった時、あなたがあなたでなくなってしまうから...

　
　
■ なぜ頑張ることをやめられないのか！？
　
　
頑張ることがやめられない人の特徴として、「完璧主義」があげられます。完璧主義ゆえに手を抜くことができません。しかし、どんな仕事にも締め切りがあるので、時間ぎりぎりまで自分が納得するまで仕事に取り組みます。
　
　
このためつねに自分をぎりぎりまで追い込みながら仕事をすることになるので、常に頭の中は仕事のことでいっぱいになり、心に余裕がなくなるので、ストレスだらけになってしまいます。心身をリラックスできないと疲労が蓄積される一方です。
　
　
疲労がたまると集中力が低下するので、ミスが生じやすくなります。しかし、完璧主義者ゆえにミスをした自分をゆるすことが出来ません。自分の不甲斐なさを一方的にせめてしますので、さらに苦しくなってしまいます。
　
　
　
　

　
　
■ 完璧主義のデメリットとは！？
　
　
完璧主義と聞くと仕事ができるスーパーマンのような存在のように思えるかもしれませんが、常に最高を目指さなければ気が済まないので、常にプレッシャーを感じながら仕事に取り組むようになってしまいます。これに八方美人的要素が加わると大変です。
　
　
人から頼まれたことを「NO」と、言うことができないからです。相手の立場を優先して考えてしまうので、ただでさえ疲労がたまっているのに自分の嫌なことでも引き受けてしまい、さらに自分に大きな負担をかけてしまいます。
　
　
　
　

　
　
■ 頑張りすぎるのをやめましょう！！
　
　
頑張ることを止めると、楽に生きられ、自分らしく生きられ、毎日が楽しくなります。できるだけ肩の力を抜いて、考え方を変えてやると、超イイ感じで、丸くおさまります。人は適度に働くことが健康によく、人生も豊かに楽しくなります。
　
　
頑張りすぎだなと思ったら「頑張りすぎて体を壊したら元も子もない。だから苦しすぎないペースでやればいい」と自分に言い聞かせましょう。そして、「まぁいいか！」をくちぐせにして完璧主義も卒業しましょう！
　
　
また、仕事は区切りの「悪い」ところでやめると効率が高まります。毎日８割で切り上げて、家では仕事のことは思い出さないようします。これが翌日に意欲をつなげていく方法なのです。
　
　
　
　

　
　
■ いつまでも頑張り続けることはできない！
　
　
何でも頑張りすぎてしまう人は、仕事だけでなく、遊びも頑張ってしまう傾向が強いので、基本的にリラックスすることが苦手です。ですので、休みの日もスケジュールをびっしり詰めてしまい、心と体を休ませる暇がまったくといっていいほどありません。
　
　
３０歳半ばくらいまでなら気力も体力も十分あるので何とか乗り切れるかもしれませんが、４０代に入るとそうもいかなくなります。頑張りすぎないためにも、こまめに休息をとる必要があります。ここでいう休息は趣味や遊びの時間を毎日きちんと設けることです。
　
　
私の友人に自他ともに認める超仕事人間がいるんですが、彼は定時に退社したことはありませんし、自ら率先して休日も働いていました。しかし、ある日を境に片時も仕事のことが頭から離れなくなり、仕事中も色々考えながら、ぶつぶつ意味不明な独り言をいうなど、完全にノイローゼ−になってしまいました。
　
　
　
　

　
　
『休息をしっかり取る！！』
　
　
上司から休職することを勧められたのですが、まったく応じようとしなかったので、強制的に休職させられました。このままだと復職するのは難しいなと思っていたのですが、別人のように元気になって復職しました。
　
　
なんでも休職中に小学校のときから付き合いがある友人に海釣り誘われて、その楽しさにすっかりはまってしまい、以来週末は海釣り三昧の生活になり、すっかり元気を取り戻しました。平日は仕事から帰ってきたら、釣り道具をいじるのが至福の時なんだそうです。
　
　
趣味や遊びを上手に取り入れて休息することで、心身ともにリラックスすることができます。日本人はまじめなので、ぼ〜とのんびり過ごすことができません。ですので、私の友人のように夢中になれる趣味や遊びを持つと、いい意味で頑張りすぎないですむようになるので、おすすめです。
　
　
　
【画像】 Pinterest
　
「 頑張ることがやめられません 」