『 失ってから 』
失ってから優しさを知り
失ってから必要性を知り
失ってから悲しみを知り
失ってから愛しさを知り
失ってから大切さを知り
失ってから本心を知り
失ってから幸せを知り
いつだって
答えを知るのは
後になってからで
いつだって
答えを受け入れるのは
後になってから。
− 名も無き名言集 −
孤独を描いたものを読む
という作業自体が、
孤独の肯定であり、
寂しさの地底から
這い上がる
いい方法なのだ。
− 齋藤孝 −
傷ついたり、
とことん挫折した時って、
人間、結構強い。
人間すべて
失くした時が一番強い。
すべてを失ったら、
もう前に進むしか
道はないから。
− 麻生圭子 −
何もかもなくした人は、
いちばん大きな運を入れる
袋を持っている。
− 中谷彰宏 −
すべてを失っても、
希望だけは残っている。
ほんのわずかな
希望かもしれないけれど、
決してゼロではない。
だからこそ、
「希望」というのだ。
− ながれおとや −
全てを失ったら
何も失うものなんかない。
俺は常に底から
這い上がって
笑いを取ってるんだ。
− 江頭2:50 −
金を失うのは小さく、
名誉を失うのは大きい。
しかし、勇気を失うことは
すべてを失う。
− ウィストンチャーチル −
あなたはそのままでいい
何をしても何をしなくても
あなたの価値は変わりません >>
「感情に左右されない方法」
辛いままの状態を放置しない!
■ 失ったショックから立ち直るには!
誰でも何かを失ったときは後悔しますし、当然気分が落ち込むわけですが、考えれば考えるほど後悔の思いで自分の心が切り刻まれます。そして、考えすぎてもいいことはありません。より自己嫌悪に陥ります。
それよりも、心の断捨離をすることをおススメします。以下のとおり心の断捨離をすることで、心がきれいに浄化されます。するとそれまで心の大部分を占めていたはずの「後悔の思い」が小さくなります。
(1)今の心境を言葉にして吐き出す。
(2)おいしい物を奮発して食べる
(3)とにかく寝る
(4)悲しい映画を観たり、悲しい音楽を聴いて泣く
(5)今の心境を紙に書く
(6)考えるのをやめる
(7)ウォーキングなど適度な運動
この中でおすすめは、(3)と(4)です。泣くことは心を浄化させる最良の方法です。涙活が数年前に流行したときに私も飛びつきました。何も考えたくないのに色々と考えてしまうときが誰しも一度や二度はありますよね。
そんなときに、考えるのを辞めろと言っても意味がありません。涙活で心の垢を洗い流すのが一番です。心がすっきりすると過去の記憶に振り回される機会激減するので、ぜひ試してみてください。
■ 夜は考え事をしてはだめ!?
誰だって失敗や別れ、挫折によって何かを失ってしまえば辛い時期を過ごすことになります。こういうときに無理して強がってしまうと余計に苦しくなります。しかし、多くの人が弱い自分を受け入れないため、無理して強がることを選択してしまいます。
何かを失って絶望してしまうと、明るい展望が見えてきません。なぜなら未来を想像しても悪い状態になることしか想像ができないためです。大きなショックを受けると人は何も考えられなくなってしまいます。そこであれこれ考えすぎると悪いことばかり考えてしまいます。
そして、不安が不安を引き寄せるかのように不安ばかりが大きくなってしまいます。ですので、まず夜は不安なことを考えないようにしましょう。できれば全く考えないようにしましょう。まず心を落ち着けるために映画を見ることをおススメします。
■ 泣いて泣いて心の垢を洗い流す!?
どん底の気分にあるときにコメディ映画をみても、余計につらくなるだけなので、あえて上述した項目(4)の泣ける映画をみましょう。Amazonプライムには無料で泣ける映画が沢山見ることができます。とにかく何も考えずに泣ける映画を観て思いっきり泣いてみてください。
自分でもびっくりするくらい涙が出てくると思います。泣くことによって心の垢を洗い流すことによって、現実をしっかり受け入れるスペースが生まれます。そうすると辛い現状を受け入れやすくなります。ただし、絶対に自分を責めてはいけません。再び後悔が止まらなくなってしまうからです。
まずは現実を受け入れて、あれこれ考えないようにするだけでOKです。そのためにも連続して泣ける映画を観ることをおススメします。どんなに辛い経験も、時間が経てば過去の思い出になります。そのときあのとき辛い経験があったから今があると思える日が必ずやってきます。
実際に時間が解決してくれることも多いです。無理してなんとかしようと思わずに上述した(3)、(4)を繰り返し行えば比較的早く辛い記憶が小さくなっていくので、是非試してみてください。
■ 自分探しから自己受容の時代へ!?
先日某局でバブル期に匹敵するくらい大学生の就職活動が有利に進められる状況にありながら、多くの若者が将来に不安を抱いている様子を描いたドキュメンタリー番組が放送されていたのですが、学生の多くが非常にシビアに自らが置かれている現状を把握しているので、正直驚きました。
ここ数年、「自分探し」本や「生き方」本がベストセラーになっていて、日本社会では富の超二極化現象にますます拍車がかかり、時代はもう「総中流社会」から「超・格差社会」へと完全に移行しています。
いままでの生半可な「生き方」では生き残れない時代になっていることを、学生たちは就職活動を通じて肌で感じ取ったようです。そうした影響からか、長年にわたって大学生の就職したい企業の上位に位置していた銀行銘柄が総崩れとなっています。時代が大きく変わりそうですね。