人生には無駄という
ものはないもの
しかし、後にならないと、
その意味がわからない
ということが
たくさんあるのです。
つらいことでも
苦しいことでも、
「体験」したことは、
間違いなく
その人の強みになります。
− 日野原重明 −
悪いことがあったら
落ち込んで泣いて
受け入れろ。
人生とは
そういうもんだ
− 萩本欽一 −
自分が一番辛い
って思うから、
余計に辛くなる
− 作者不詳 −
自分が許せない
自分には絶対ならない
− 蜷川実花 −
誰にでも可能性はある。
私も最初はゼロだった
− 安室奈美恵 −
人生には辛いこと、
悲しいこと、
苦しいことが
たくさんある。
でも、反対に
小さくても嬉しいこと
楽しいことも感じる。
それが生きるという
ことではないだろうか
− 作者不詳 −
苦しい経験、
つらい経験ほど、
人生のためになっている。
毎日しんどい自分が
生きやすくなる考え方 >>
「正体のわからない不安への対処法」
■ 辛い、苦しいと思ったとき人は一番成長している!
最近のお薬は昔のものと比べると飲みやすいものが多いですよね。まずい薬がどんどん減っています。しかし、本来薬というのは「良薬は口に苦し」ということわざにもあるとおり、苦い薬ほど良く効きます。飲みやすい薬は楽に飲めますが、効果はいまいちなものが多いです。
子供用の薬の中には、まるでお菓子のような美味しいものがありますが、大人には効きませんよね。それもそのはず飲みやすくするために、余計な成分が沢山含まれているので、その分薬の効き目は半減します。一方、良く効くとされる漢方薬は不味いものが多いです。
においがきついものも少なくないので、飲みにくいですが、その分良く効きます。これは人生にも当てはまります。「辛い」、「苦しい」と思ったときは、人として確実に成長しているときです。そして、それを乗り越えたときに、今まで感じることがなかった幸せを感じられるようになります。
■ つらい経験が人を成長させる!
「つらいなぁ」、「苦しいなぁ」と思ったときは、まさに苦い薬を飲んでいる状態です。心を成長させるために必要な物もつらくて苦しいです。つらければつらいほど、人を大きく成長させます。そして、それらを乗り越えた先に「幸せ」が待っています。
辛い経験、苦しい経験には色々な効果があります。気を引き締める効果があったり、自立心を促す効果などがあったりします。そして、何より人を謙虚にする効果があります。辛くて苦しい経験ほど人生のためになっているのです。
もし、「つらいなぁ」、「苦しいなぁ」と思ったときは、「このことは、いつかきっといいことに変わる!」と何度もつぶやいてみてください。少しずついい方向に動き出します。意味もなく不安に感じた場合にも有効です。
■ 我慢するにも限度がある!?
ストレス社会と呼ばれて久しいですが、スマホが登場してからIT化が急速に進み、SNSなど人とつながることを目的としたサービスの拡大やコミュニケーションツールは進化するも、人と人の繋がりがどんどん希薄になっています。
ですので、深刻な悩みを抱えているにもかかわらず、人に相談ることができないため、精神的につらい状況にどんどん追い込んでしまいます。事実20代、30代の若い世代の間でうつ病を発症するケースが年々増加しています。
つらい経験は人を強くするといっても、やはり限度があります。あまりにも我慢しすぎると、うつ病を発症してしまう危険性があります。怖いのはうつ病発症しているにもかかわらず、本人にその自覚がないため放置してしまうことです。
■ うつ病を予防するには?
うつ病は、もはや他人事ではありません。できるだけ早い段階でうつ病対策を行いましょう。まず、しっかり心と体を休めましょう。週末に仕事を忘れて空っぽになる時間をつくるだけでも仕事のストレスによる心の負担が軽減されます。
もしまとまった休みが取れるのなら、有給休暇を活用して、しっかり休養しましょう。すでにネガティブなことしか考えられない状態にある場合、休養するだけではだめです。食事を改善して幸せホルモン「セロトニン」の分泌量を増やしましょう。
バナナ、ナッツ、アボカド、赤身肉などにセロトニンの原料であるトリプトファンという成分をしっかり吸収することでセロトニンの分泌が活性化されます。また、朝日を浴びるのもお勧めです。
■ 適度な運動を習慣化する
また、適度な運動も大切です。運動を習慣化されている方は、週3回以上、1回あたり30分以上運動するとうつ病の予防だけでなく、動脈硬化や糖尿病など生活習慣病などの予防にも優れた効果をもたらします。運動を習慣化すると運動自体が楽しくなります。
ジムでのハードなトレーニングもいいですが、習慣化することが大事なので、できれば一生涯続けることができるものがいいでしょう。ウォーキングや軽めのジョギング、ストレッチは習慣化しやすいです。また、これらの運動は運動嫌いの人にもおすすめです。
運動嫌いの人の中には学生時代にスポーツが苦手だったため、自分は運動嫌いだと思い込んでいる方が少なくありません。誰にも気を使わなくてもいいので、自分のペースでのびのび体を動かすことができます。