
『 もっとたくさん笑おうよ 』
笑ってあげなさい。
笑いたくなくても
笑わなければだめよ。
人間には
笑顔がとても必要なの
− マザーテレサ −
今を大切にしよう
たくさん、
たくさん笑おう!
何気ない毎日も、
今だけ!!!
あとから思い出しても
戻れない。
だから、
たくさん笑いたい
みんなと
たくさん笑わなきゃ
思い出になったとき、
そっちのほうが
幸せだもん
− 作者不詳 −
人の顔を美しくする
最高の美容術は、
笑いである。
− 斎藤茂太 −
笑うことってね
とても大事なのよ
自分にも相手にも。
とてもつらいことがあっても
笑うことを忘れないでね。
幸せは笑う人のところに
やってくるから。
− 美苑書道教室 −
よく笑う人は
よく泣いた人。
よく「大丈夫」
と言う人は
よく無理をする人。
よく強がる人は
よく我慢をする人
幸せな人は
辛さを知ってるから
優しくなれる
強くなれる。
− 作者不詳 −
人間に許された
唯一の特権は
笑うことや。
笑いながら生きる
という事が
人間としての証や
人は笑うために
生きるんやで。
− 松本人志 −
楽しいから
笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
− ウィリアム・ジェームズ −
笑うことで得られる
心と身体の健康効果がスゴイ!

「笑う門には福来る」ということわざにあるとおり、人は笑うことによって様々な恩恵が得られます。中でも心と身体の健康効果が凄いんです。昔の人は幸福であるためには健康が不可欠であったことを無意識のうちに感じていたのかもしれませんね。
ストレス社会と呼ばれて久しいですが、日本人は欧米の人たちと比べても笑う回数が少ないのだそうです。ですので、うつ病などの精神疾患を発症率も比例して高い状態が続いています。いかに我々の暮らしの中に笑いが必要か知って頂きたいです。
ということで、今回は笑うことによって得られる優れた効能・効果についてまとめさせていただきました。ぜひ上手に笑いの効果をとりれて、日々の生活の質の向上にお役立てください。

■ 笑うと免疫力が30%アップ!
人は、笑うことによって体に元々備わっている免疫機能が30%ほど高めることができます。また、笑うことによって副交感神経が刺激されて心と身体の緊張をほぐす優れた効果があります。
実は声を出して笑うことで自然と腹式呼吸が行われるのですが、これにより酸素が体中に行き渡り、血流が改善されて基礎代謝や免疫力を高めてくれます。また、ストレスレベルが大幅に下がるなど心身ともに健康になることが医学的にも実証されています。
そして、ストレスが原因となっていた便秘や胃や腸の痛みも改善され、血圧も低下するので心臓病の発症リスクも抑えてくれます。しかも無料でできるので、これをやらない手はありませんね。

■ 笑うとダイエット効果も期待できる!
笑いにダイエット効果なんかあるわけないだろうと思わるかもしれませんが、実はあるんです。人間の体は笑うと心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発となって酸素の消費量も増えるのですが、これにより体の中でエクササイズが行われる状態となり、脂肪燃焼効率が高まります。
家の中でボーっと過ごすより笑っているほうが、カロリーの消費量が多くなります。では、どれくらいカロリーを消費してくれるのかといいますと、なんと10分から15分笑い続けると市販の板チョコレート1枚分のカロリーを消費してくれます。
笑いは心臓にもよい効果をもたらしてくれます。まず、動脈をゆるめて、血圧を下げ、血流を改善してくれます。これは、45分間の有酸素運動で得られる効果とほぼ同じです。

■ 笑うとガンの予防効果も期待できる!
日本人の死亡原因第1位は「がん」です。恐ろしいことに人間の体は1日3000〜5000個ものがん細胞が発生していて、リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞が退治してくれることで、がんが発症するのを防いでくれています。
しかし、免疫力が低下するとがん細胞が容赦なく増殖します。とくに低体温の人の体はがん細胞を増殖しやすいので、一年を通じて体を冷やさないようにしなければなりません。しかし、ご安心くだし。ここでも笑いが私たちの体を守ってくれます。
笑うと免疫機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。これが血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し、NK細胞を活性化してくれるので、がん細胞を退治してくれます。

■ 笑いのリラックス効果がすごい!
笑うことによって脳や脳下垂体にある鎮痛作用のある脳内ホルモン「エンドルフィン」分泌が活性化します。エンドルフィンは、心と身体の緊張をときほぐしてリラックスさせます。
エンドルフィンは幸福感をもたらすだけではありません。「ランナーズハイ」の要因ともそれていて、モルヒネの数倍の鎮静作用で痛みを軽減してくれます。こどものころ遊んでいて転んでしまい、手足をケガして強い痛みを感じたことがありますよね。
そのとき痛いのに笑ってしまう、「泣き笑い」のような状態になったことはありませんか?。実はあれも無意識に傷みを和らげようとしているんです。
■ 笑っているふりをするだけでも効果がある!
笑うことで得られる心と体の健康効果の凄さをお分かりいただけたかと思います。しかし、いつでもどこでも自分の好きなときに笑えるわけではないので、笑いの効果を中々実感できません。そこでおすすめしたいのが「笑うフリ」をすることです。
単に「作り笑い」といったほうがいいかもしれませんね。何が言いたいのかというと、実は笑顔(つくり笑顔)でいるだけで、上述させていただいた笑いの効果が得られるんです。なぜなら笑うと顔の筋肉の一部から脳に信号が送られます。脳は筋肉から送られてきたデータに合わせて色々と対応します。
そして、笑っているふりをするのと心から笑っているときと基本的に同じ筋肉を使うので、脳にはどちらが本物か区別がつきません。ですので、「何か楽しいことがあったな」と脳は判断して上述させていただいたような効果が得られるように脳は手配をしてくれるので、作り笑いでもOKなんです。
笑顔でい続けることは、精神衛生的にも良い効果をもたらしてくれます。しかも無料で出来るわけですから、これをやらない手はありませんね。
心疲れて道に迷うとき、
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「笑い」は健康に効く!「笑い」の医学的効果とは?