失敗はイヤというほど
したほうがいい。
そうすると
バカでないかぎり、
骨身に沁みる。
判断力、分別が
できてくる。
これが成長の正体だ。
− 田中角栄 −
失敗しても
命までとられることはない。
ゼロになるだけ。
失敗したときに
大切なのは「鈍感力」だ。
− 堀江貴文 −
人の目なんか気にしないで、
思うとおりに暮らして
いればいいのさ
− スナフキン −
私のやった仕事で
本当に成功したのは、
全体のわずか1%にすぎない。
99%は失敗の連続であった。
− 本田宗一郎 −
積極的な選択をすると、
失敗したときの
ダメージは大きい。
でも、その分だけ
大きなものが得られる。
しまったという痛い思いから、
たくさんのことが学べる。
− 倉田真由美 −
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの
うまく行かない方法を
見つけただけだ。
− エジソン −
失敗したところで
やめてしまうから
失敗になる。
成功するまで続ければ
それは成功になる。
− 松下幸之助 −
失うことで、
自由を手に入れる。
■ 失ったときのショックは計り知れない!
生きていれば誰だって辛い過去が一つや二つあります。大好きだった彼女(彼氏)にフラれた。受験に失敗して浪人した。会社をリストラされた。人生、山あり谷ありです。それまであたりまえのように自分のそばにあったものが突然失ってしまうことがあります。
大切にしている気持ちが強ければ強いほど失ったとき(うまくいかなかった)のショックは計り知れません。人によっては「自分の人生はもう終わりだ」と嘆き悲しむ人が少なくありません。しかし、ちょっと待ってください。
考え方を変えれば、失ったことが新しく何かを手にする大きなチャンスに変わります。「そんなのただの気休めだ」と、思われるかもしれませんが、本当に考えかたを変えるだけで過去のつらい出来事が黄金に変わります。
■ 「失った」=「自由の獲得」!?
例えば何かを「失った」ということは、自由になったと言い換えることができます。失恋して彼氏(彼女)を失ったのと同時に、「解放」という自由を手に入れています。今までは付き合っている人がいたので、異性との交遊が色々な面で制限されていました。
しかし、別れてしまえば制限から解放されるので、本当の意味で自由になれます。また、大切にしていた車が事故で廃車になった場合、沢山の思い出がいっぱい詰まった車がなくなれば、しばらく呆然自失になります。
■ 失ったのは、すべて「自由の獲得」と考える!
しかし、車が廃車になったのなら、新しい車を購入するチャンスで。車両保険に入っていれば、ある程度保険金を使って、新しい車を購入できます。つまり新しい車を購入するチャンスともいえます。
「失う」というのは、すべて「自由の獲得」だと考えましょう。失ったことばかりに気をとらわれすぎてしまうと何もする気がなくなります。そうならないためにも何かを失ったら実は自由を手に入れていることに気づきましょう。
■ 失敗をしてしまったあとの対処が重要!!!
人間はロボットではないので、どんなに優秀な人であってもミスを犯します。もし仕事でミスを犯して、会社に大きな損失を与えてしまう可能性がある場合、そこで誠意を見せるのも、もみ消しに走るのも、あなた次第です。
失敗を追及されるのを恐れて、もみ消しに走ると、かえって取り返しのつかないことになります。大切なのは迅速に行動して、失敗による損害をを最小限に抑えることです。そのためには、もみ消すのではなく、きちんと報告すべき人に報告しましょう。
そのさいに大切なのが、いいわけをしないことです。そのためにも、結論から先に報告しなければなりません。そして、関係者一人一人に心から謝罪しましょう。ここでも絶対に言い訳をしないでください。ひたすら謝ってください。
■ 失敗からいろいろなことを学んでいる!
失敗すれば誰だって落ち込みます。でもある意味チャレンジしたからこそ、失敗したわけですから、すべてを否定する必要はありません。また、失敗したことで学べたことも沢山あるはずです。しばらくは、同じ職場の人たちや仕事にかかわる関係者との関係もぎこちない状態が続くかもしれません。
しかし、それを乗り切ることができれば、より強固な人間関係を築くことができます。失敗したことで人生が大きく後退したかのように見えるかもしれませんが、実は逆で、進化しているのです。この経験を将来に生かすためにも、ゼロになったつもりで、一つ一つのことを丁寧に取り組んでみましょう。
■ 出来るだけ早く立ち直る方法!!
仕事で失敗すれば誰でも落ち込みますが、それはあくまでも過程のお話です。失敗しても次に生かすことができればいいんです。失敗が続くと余計気が滅入るかもしれませんが、何か新しいことが始まる転換期かもしれません。この壁を乗り越えれば、また人として成長できます。
できるだけ早く立ち直るうえで大切なのが「開き直る」ことです。上でご紹介した堀江貴文さんの名言にもありますが、開き直るというのは鈍感力に通じます。失敗したことをクヨクヨ考えるよりも、この失敗を次にどう生かすか考えましょう。
そうすると同じ失敗を繰り返さなくてすみます。また、危険察知能力が磨かれるので、仕事のトラブルを未然に防げるようになります。その結果として失敗に強くなります。
「ありえない」失敗が起きたとき、
人はどう反応するか >>
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「 失敗を引きずらない方法 」