どんなに悔いても
「過去」は変わらない。
どれほど心配したところで
「未来」もどうなる
ものでもない。
いま、「現在」に最善を
尽くすことである。
− 松下幸之助 −
過去にとらわれず
未来に怯えず
今を生きる。
− 堀江貴文 −
どん底から
ドラマがはじまる
− 作者不詳 −
今の条件で
できることを毎日、
真剣に考えること。
それが5年後の
自分をつくる。
− 田崎真也 −
苦労したから
今があるんだと
思える。
− 作者不詳 −
焦るたびに
チャンスを失う
結果は後ろから
ついてくるから
今できることをする
− 田口久人 −
今いるところで
ベストを尽くした
人間こそが、
新しい世界に
ふみだせる。
− 百田尚樹 −
突然ですが、ここで1つあなたに質問させてください。あなたが1日の中で、最もよく口にしている言葉は何ですか。口癖でかまいません。ベスト3をあげてみましょう。
……… 考える時間 ………
さて、今あげていただいた口癖の中で、ベスト1に当たる言葉を振り返ってみましょう。どんな言葉がベスト11になりましたか。運がいい人になるためには、必ずベスト1でなければならない言葉があります。それが「ありがとう」です。
運のいい人は1日中
「ありがとう」を言っている!
■ 感謝が感謝したくなることを引き寄せる!
運がよい人が最も口にする言葉は、例外なく「ありがとう」という感謝の言葉です。ベスト2を大きく引き離し、ダントツのトップです。「ありがとう」を口癖のように1日中言っているから、毎日「ありがとう」と言いたくなることが起こるんです。
自分が今生きていることに感謝すれば、生活のさまざまなところで感謝する機会が自然と見えてきます。これは誰にでも公平に起こることなので、もし今自分は運気が停滞していると思ったら、運気の流れを切り替える意味で「ありがとう(ありがとうございます)」と言ってみてください。
「友達に手伝ってもらったとき」
「店員からおつりをもらったとき」
「肩にごみがついていることを教えてくれたとき」
本当に数をあげれば、切りがありません。それほど私たちの日常には感謝しなければならないことで溢れています。ささいなことへ感謝するさいにも、きちんと「ありがとう」とお礼を言うことが大切です。しかし、忙しい毎日を過ごしていると心に余裕がなくなるので、ついつい忘れがちですよね。
■ 感謝に気づける人になろう!
しかし、運のいい人は感謝すべき場面はもちろんのこと、ささいなところまで感謝すべき点に気づいたら、すかさず「ありがとうとお礼を言います。つまり、運がいい人は、生活のあらゆる場面から感謝の思いを引き出すのが本当に上手なんです。
ささいなことでも見逃さずに感謝できるようになると、いろいろと嬉しいことが日常的におこります。例えばささいなことでも喜べるようになるので、感動が広がります。自分も喜び、感謝をするから人からも喜ばれます。良好な人間関係がどんどん広がります。
■ 今この瞬間に最善をつくして全てを出し切る!
ささいなことでも感謝すべき点に気づけるようになるためには、今この瞬間に最善をつくさなければなりません。もてる力を普段から出し切る必要があります。適当にやってしまうと人は思いあがってしまうので、すべてのことに手を抜きます。
これでは感謝すべきことに気づけるはずもありませんし、人生における喜びも激減します。過去は後悔ばかり、未来は不安ばかりとなってしまいます。しかし、普段から出し切ることを習慣にすれば、気づきのアンテナが大きく伸びるようになるので、感謝すべき点に気づけるようになります。
そうすると毎日が新しい発見に溢れ、過去の失敗などは「このことに気づけるために起こったんだ」とばかりに、学びに変わります。過去の自分を許せるようになると、未来は希望に変わります。
■ 感謝するから運がよくなる?!
これを総じて、しばらくやり続けると運がよくなります。運が悪い人は、ベスト1が「ありがとう」ではありません。それどころか、感謝の言葉がベスト3にすら入っていません。
無口・無言は日本人の美徳としていますが、感謝をするときは無口・無言はいけません。運がよくなりたければ、少し大げさに感謝する習慣を持ちった方がよさそうでうね。
また、自分でまず感謝を見つける努力、感動を見つける努力が必要ですね。
【画像】 Pinterest
ありがとう、と言うだけで人生が好転するのは、どうやら本当らしい