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『いつかはこない...』
 
 
どんなに悔いても
過去は変わらない。
 
どれほど
心配したところで
未来もどうなる
ものでもない。
 
今、現在に最善を
尽くすことである。
 
 
− 松下幸之助 −
 
 
 
「いつか...」は、
永遠にやってこない。
 
いつかできることは
今すぐできる。
 
− 作者不詳 −
 
 
 
先延ばしにする
癖のある人は、
 
人生を漫然と
過ごして失敗する。
 
− カーネギー −
 
 
 
そのうち
お金がたまったら
 
そのうち
家でも建てたら
 
そのうち
子供から手が放れたら
 
そのうち
仕事が落ちついたら
 
そのうち
時間のゆとりが
できたら
 
そのうち
そのうち
そのうちと、
 
できない理由を
くりかえしているうちに
 
結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
 
顔の上に
淋しい墓標が立つ
 
そのうちそのうち
日が暮れる
 
いまきたこの道
かえれない
 
 
− 相田みつを −
 
 
 
「そのうちに」
といって
実現できた人は
あまりいないし、
 
実現できても
もう楽しくない。
 
 
− 大前研一 −
 
 
 
『そのうち』なんて
 当てにならないな。
 
 いまがその時さ
 
− スナフキン −
 
 
 
 
先延ばししないコツ!
 
 

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「行動できない」をできるに変える方法
 

 
 
 
■ 面倒くさいから先延ばししてしまう!?
 
 
「仕事をすぐにやらない」「すぐできない」というようなことは、多かれ少なかれ誰にでもあるものですが、それは多くの場合、本人が「面倒くさい」と思っているから。
 
 
そう指摘する金児昭さん自身も「ちょっと面倒くさいな」と思うことはあるそうですが、そんなときは「しめた!」と思うことにしているのだそうです。
 
 
■ 先延ばしが大きなストレスになる!?
 
 
後回しにすればするほど「やらなきゃ」という精神的ストレスが大きくなり、「やりたくない」という思いが大きくなるので、時間が経てばたつほど取り掛かるのが苦痛になります。ですので、先延ばししていいことはほとんどありません。
 
 
仕事を例に考えてみると、例えば後回しにしている仕事があると、生産的な時間よりもダラダラとしている時間の方が多くなってしまうので、先延ばししている仕事を複数抱えていると何もできなくなってしまいます。
 
 
人は精神的なストレスが大きくなると、適切な判断が出来なくなります。上手くいかない状態が長く続いてしまうと大きなストレスを抱えることになるので、十分ご注意ください。
 
 
 
 
■ 先延ばししてしまう理由を自己分析する!
 
 
それは、分析の材料がひとつできたということだから。といっても難しい話ではなく、「なぜ、その仕事が面倒だと感じるのか」という自分の気持ちを分解していくということ。すると、だいたい次のような要因が見えてくるのだとか。
 

(01)ほかになにかやりたいことがあるから
(02)やりたくないことに時間をとられるのが嫌だから
(03)自分がやらなくてもよいと思うから
(04)やっても無駄だとわかっているから
(05)単調な仕事でとっつきにくいから
(06)気分が乗らないから
(07)自分が不得意なことだから
(08)やっても誰も評価してくれないから
(09)やっても楽しくないから
(10)やっても誰も喜んでくれないから

 
 
■ 先延ばしグセを直すには!?
 
 
先延ばしにする人は、自己管理能力が低いとされています。また、作仕事を先伸ばししても、心と身体の健康に良い影響を与えることができません。とくに睡眠時間が6時間以下の人はご注意ください。
 
 
睡眠時間が極端に短いと適切な判断が下しにくくなるので、いざ先延ばししていたことをやろうとしても、思うように進みません。これがさらなるストレスを呼び寄せることになるので、まず睡眠はしっかりとりましょう。
 
 
自己管理能力を高めるといっても限度があります。ですので、毎朝必ず「やることリスト」を作成して、少しずつ先延ばしを改善していきましょう。
 
 
 
 
■ 声に出すと行動力がアップする!?
 
 
つまり、こうした分析が楽しくなるように、自分の気持ちを誘導していくということ。自分の気持ちを分析してみると、気分が楽になるのだそうです。そして、そこまで到達したら、次にすべきは、楽になった気持ちをより前向きに変えること。
 
 
面倒くさくてやりたくないことでも、いつかは必ずやらなければいけないもの。そこで著者は、「いつかは必ずやらなければならない」という言葉を、誰もいないところで声に出して10回叫んでみるのだとか。
 
 
すると最初は嫌々でも、やがて「自分はいつか必ずこのことをやらなければならないんだ」と、自分で自分を納得させられる気持ちになってくるのだといいます。
 
 
 
 
■ さいごに...
 
 
いってみれば、面倒だと感じていた仕事に対し、自分の心のなかに責任感のようなものが芽生えてくるわけです。たとえ誰かに強制された仕事であっても、自分自身がやらなければならないということを自分で理解した状態になるということ。
 
 
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