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(1)
 
自分が思うように、
人は変わらない。
 
自分を変えることはできる。
 
自分を変えれば、
相手も自然と変わってくる。
 
 
− 作者不詳 −
 
 
 
(2)
 
良い時も、
悪い時も同じ態度で
接してくれた人だけ
信じられんだ、
 
そういう人と
一生つきあっていきたい
 
 
− 落合博満 −
 
 
 
(3)
 
自分が他人にしてほしいと
思うことを、
他人にも同じように
してやるべきではない。
 
その人の好みが
自分と一致するとは
限らないからだ
 
− バーナード・ショー −
 
 
 
(4)
 
人の長所が多く
目につく人は、幸せである
 
− 松下幸之助 −
 
 
 
(5)
 
人は誰でも、
他人よりも何らかの点で
優れていると
考えていることを
忘れてはならない。
 
相手の心を
確実に掴む方法は、
 
相手が相手なりの
重要人物であると
それとなく、
あるいは心から
認めてやることである。
 
 
− デール・カーネギー −
 
 
 
(6)
 
他人に花をもたせよう。
 
自分に花の香りが残る。
 
 
− 斎藤茂太 −
 
 
 
(7)
 
多くの人が、話上手だから
人との関係は得意だと
思っている。
 
対人関係のポイントが
聞く力にあることを知らない。
 
 
− ピーター・ドラッカー −
 
 
 
(8)
 
嫌な人でも
苦手な人でも
しっかり挨拶する。
 
 
− 女性のホンネ川柳 −
 
 
良い人間関係ではなく、
楽な人間関係を!

 
 
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■ 誰とでも仲良くしようとしなくていい!
 
 
私たち日本人は、こどものころから「誰とでも仲良くならなければならない」「みんなと仲良くしなければいけない」といったことを教え込まれてきているので、嫌いな人、苦手な人でも「仲良くしなければ」と、無理をして人間関係を深めようとします。
 
 
しかし、私たちは嫌いな人や苦手な人との付き合い方を誰からも習っていないので、どう接すれば良いのか分かりません。仕方がないので毎日苦手な人や嫌な人の顔色を伺いながら過ごさなければならなくなります。
 
 
これをそのまま続けると人間関係で苦しめられることになります。誰とでも仲良くしようとすると結局上っ面な人間関係しか築けないので、誰とも仲良くなれません。ですので、嫌いな人や苦手な人と無理して仲良くする必要はありません。
 
 
 
 
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■ 職場の人間関係は浅くていい!
 
 
社会に出て働くようになれば、一部の人を除いて一日の大半を会社(工場、現場なども含む)で過ごすことになるり、職場の人たちと接する時間が一日の中でもっとも長いわけですが、職場の人たちとの関係は無理して深める必要はありません。
 
 
仕事上最低限のやりとりはやらなければならないので、そのときだけきちんとやれば、後はできるだけ距離をとるようにしましょう。ただし、人によっては、そうしたことが相手に意地悪をしているように思えて罪悪感を感じる方もいます。
 
 
これは相手の方のためにも大切なことです。特に職場の人間関係は一度こじれると中々元に戻らないので、最初から仲良くしようとしなくていいんです。むしろ距離があったほうがお互いにやりやすので、無理して仲良くする必要はありません。
 
 
 
 
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■ 無理して相手の良い点を探そうとしない!
 
 
馬の合わない人や気の合わない人はどこにでもいますよね。自己啓発系の人間関係を改善する方法が解説されている本には、「嫌いな人、苦手な人の良い点をみつけましょう」、「苦手な人の長所を褒めましょう」といったことが書かれています。
 
 
しかし、中には良い点を見つけられない場合もありますよね。そん時はどうしたらよいのでしょうか?。そんな時は、「良い点」を見つけようとするのではなく、嫌いな人や苦手な人の「特徴」をとらえることが大切です。
 
 
無理に良い点を見つけようとすると悲しいかな、その人の悪い点ばかり見えてきます。だからその人のことが苦手なんですよね。ですので、最初から「良い点(長所)」や「悪い点(短所)」ではなく、大雑把でいいので相手の特徴を考えてみます。
 
 
 
 
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■ 相手の特徴だけを把握すれば十分!
 
 
例えば、背が高い、声が大きい、無表情など、それらの特徴で自分なりの意味づけをしています。そうした中で私たちは「良い点」と「悪い点」と捉えているにすぎません。
 
 
例にあげた、声が大きいという特徴は、「ハキハキ」とも「うるさい」ともとることができます。また、無表情は「寡黙」とも「冷たい」ともとらえることができます。
 
 
もしあなたの職場の上司が細かく指導してくるようなタイプの人である場合、それを「親身だ」ととるか「いちいちうるさい」ととるかで印象も変わってきます。また、何も指導してくれない人に対しては、「任せてくれている」とも「無関心か」とも捉えることができます。
 
 
 
 
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■ NOと言える勇気を持とう!
 
 
自分の仕事で手が一杯のときに誰かに何かを頼まれて断れないと自分に腹が立ちますよね。お互いスッキリした人間関係を保つためにも出来ないことは、「できません」とキッパリ断りましょう。断ることができれば人間関係の悩みは半減します。
 
 
 
 
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■ 挨拶は自分からきちんとする!
 
 
良好な人間関係を築くためにもっとも重要で必要不可欠なのが「あいさつ」です。これはいつの時代も変わりません。きっと100年後の未来も変わらないでしょう。
 
 
挨拶は人間関係の基本です。できるだけ明るい笑顔で、いつでも、どんなところでも相手より先に自分から挨拶しましょう。毎日続けると"このことを心掛けているとギクシャクしていた人間関係が気がついたらうまくいくようになります。
 
 
 
 
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■ 良い人間関係ではなく、楽な人間関係を目指す!
 
 
このように、職場の同僚や上司や先輩の特徴をどうとらえるかによって、人を良い悪いで判断しなくて良い分、仲良くしようと考えなくてすみます。職場の人間関係は良い悪いではなく、楽な人間関係を目指しましょう。
 
 
勿論同じ職場の中には素晴らしい人もいますよね。もしうまが合うのであれば、こうした人とは深く付き合っても大丈夫です。むしろ仕事もよりやりやすいでしょうし、何より仕事が楽しくなります。しかし、それもしっかり苦手な人と距離が取れるようになっての話です。
 
 
そうしないと、苦手な人に引っ張られてしまうので、仲のよい人たちに割く時間がどんどん削られていき、場合によっては板挟みにあって、仲の良い人たちとの関係が悪化してしまう可能性もあるので、十分注意してください。
 
 
 
「職場の人間関係は深めるな!」
 

 
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