『 困難を二人で乗り越える幸せ 』
(1)
しあわせにしてもらうんじゃなくて
一緒に苦労してもいいと思う人と
結婚するんです。
− ヤポンスキー こばやし画伯 −
(2)
お互いにできないことも
あるから補い合って
お互いに失敗もあるから
許し合って
お互いに弱いところも
あるから支えあう
甘えることも
頼ることもできないなら
夫婦ではない
どんなときであっても
最後まで相手を信じて
尊敬しあえるのが
本当の夫婦
− 田口久人 −
(3)
あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
明るくなる
あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ
そんなあなたに
わたしもなりたい
− 相田みつを −
(4)
支えあい
頼りあい
認めあい
一人では
あいは生まれない
− ココロにしみる五行歌 −
(5)
逆境にある人は
常に「もう少しだ」と
思って進むがよい。
いずれの日か、
前途に光明を望むことを疑わない
− 新渡戸稲造 −
(6)
苦しむことから逃げちゃイカン。
人生はずっと苦しいんです。
苦しさを知っておくと、
苦しみ慣れする。
これは強いですよ
− 水木しげる −
(7)
いいじゃないか
5年道草をくったら、
5年遅く生まれて来たと思うのだ
― 吉川英治 ―
大切な人の支えほど、
支えられていることに
気づけない!?
■ なぜ大切な人の支えに気づけないのか!?
大切な人であればあるほど、支えられていることに気づきにくいです。人間誰しも大切な人ほど一番自分の近くにいてほしいと思うものですが、近すぎるあまり大切な人に支えられている現実が見えなくなってしまうのです。
大切な人から支えられているにもかかわらず、気づけないのは「自分のそばにいて当たり前」となっているためです。「当たり前」が人を幸せから遠ざけます。やがて空気のような存在になってしまい、目の前にあるのに、見えなくなってしまいます。
これを放置してしまうと色々な点ですれ違いが生じます。本来であれば、大切な人ほど感謝しなければいけませんよね。しかし、それができなくなってしまうのが、こうした原因があるからです。
■ 大切な人の支えに気づけるようになるには!?
いつでもそばにいてくれる大切な人の支えは無視されて、それほど深くない付き合いの人(同じ職場の同僚など)による小さな支えのほうが感謝されたりしますよね。この点に気づかないと、いつか大切な人の支えを失うことになってしまいます。
そのときになってようやく、大切な人の偉大さと存在価値の大きさに気づくわけですが、それでは手遅れなんです。ですので、「自分も今、そうなっていないか」と、客観的に考える必要があります。
そして、大切な人の大きな支えに気づく方法についてですが、大切な人がいなくなった時のことを想像してみてください。できるだけリアルに、二度と会えなくなった状況を想像します。これは何も恋人や夫婦にかぎったことではありません。
友人、知人、両親、兄弟(姉妹)、上司、同僚なども含まれます。このように人間関係を振り返る時間も必要です。いなくなったときのことを想像したとき、「あっ!」と思う瞬間がきっとあるはずです。そこでようやく今まで見落としていた大切な人たちの存在価値に気づくのです。
■ 一番大切な人を褒めてますか!?
あなたは最近人を褒めたことがありますか?。人は誰でも誰かに褒められていという欲求があります。しかし、日本では社会に出ると人を褒めたり、褒められる機会が極端に少ないです。ですので、感謝すべきことが沢山あっても気づけないんです。
ですので、幸せを実感できる機会も少なくなってしまいます。これは非常にもったいないですね。また、褒めるのはいいことだと分かっていながら、どうやって褒めていいかわからない人も少なくありません。タイミングを間違えるとかえって反感を買ってしまうこともあります。
しかし、適切なタイミングで褒めれば、褒めた相手だけでなく、自分も相手の反応(笑顔など)に嬉しくなるので、人間関係を良好にする素晴らしい効果が期待できます。しかも無料で出来るので、一度や二度失敗したからといって、やらないほうがもったいないです。
■ 褒めているのに相手を怒らせるパターンとは?
人を褒めるのが上手な人は、周囲の人から好かれます。それくらい人は誰かに褒められたいんです。その欲求を満たしてあげれば喜ばれないわけがありません。ただし、以下のとおり、いくつか注意点があります。
(1)闇雲に「すごいですね」という
(2)人の出入りが激しすぎる職場
(3)イライラしている人に褒める
(4)褒める=お世辞と勘違いしている
(5)褒めるポイントがそもそも間違っている
このように褒め方が間違っている人は、観察力がないというか、きちんと観察していません。ですので、自分で褒めているつもりでも、ポイントがずれているので相手を怒らせてしまんです。これでは人間関係が良くなるどころか、かえって悪くなります。
■ 一番大切な人を褒めるポイント
まず一番大切にしなければならない人をこれまでぞんざいにあつかってきたことを反省しなければなりません。そうしないと何気ない変化に気づくことができないので、褒めるポイントどころか、感謝しなければならないことまで見過ごします。
普段から髪型やネイル、ファッションなど身に着けているものに対して、「似合っているね」「かわいいね」と、さりげなく伝えるようにしましょう。そうすることで褒めるポイントをキャッチするアンテナが伸びるので、褒めるポイントに気づきやすくなります。
慣れないうちは褒められた相手も怪訝そうにみるかもしれませんが、そこを乗り越えるとお互いに褒めたり、褒められたりが自然とできるようになりますので、根気よく続けましょう。
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