
『 辛いときの心構え 』
ちょっとでもいいから
考えることをやめてごらん。
ずっと幸せになれるよ。
− エンリケ・バリオス −
人生には辛いこと、
悲しいこと、
苦しいことが
たくさんある。
でも、反対に
小さくても
嬉しいこと
楽しいことも感じる。
それが生きるという
ことではないだろうか
− 作者不詳 −
辛いという字がある。
もう少しで、
幸せになれそうな
字である
− 星野富弘 −
寒さに震えた者ほど、
太陽の暖かさを感じる
− ホイットマン −
自分が一番辛いって
思うから、
余計に辛くなる
− 作者不詳 −
大丈夫。
無理して、頑張って
笑顔を作らなくても良い。
泣けるのなら、
たくさん涙を流して、
声を出して泣いたら良い。
いつか、クスッと
笑える時がくる。
時間がかかるかもしれない。
でも、
それはあなたに
必要な時間なのだから
− 作者不詳 −
忘れたいのに忘れられない
辛い記憶から解放する方法!

人間だれしも生きていれば「嫌なこと」「辛かったこと」「悲しかったこと」など、どうちらかというとネガティブな経験をしていますよね。これらの経験が脳に記憶として深く刻まれてしまうとふっとしたときに再生されて悩まされることになります。
例えば「好きな人から裏切られ深く傷つけられた」、「職場の上司に怒られたり嫌味を言われた」などなど、こうした思い出したくない嫌な記憶を忘れられないがゆえに悩んでいる人が沢山います。傷ついた心をそのまま放置してはいけません。
できるだけ早く立ち直るためにも、こうした繰り返し思い出してしまう嫌な記憶を手放す必要があります。ということで今回は嫌な記憶を浄化する方法をまとめさせていただきました。

■ 辛かった記憶が忘れられない!
仕事で酷いことを言われたり、怒られたり、傷ついた、こうした辛い記憶が忘れられないのは、生きていれば誰もが経験することですが、精神的に強い弱いは関係ありません。脳の働きを知るだけで回避することができます。
まず人間の脳は365日24時間働いていて、何もしない状態を嫌います。ですので、放っておくとあなたにとって良いことや悪いことを一切考慮することなく色々やりたがる癖があります。とくに注意したいのが夜眠る時です。
眠れないときに色々悪いことを考えてしまい、辛かった過去の記憶を自ら脳内で再生するスイッチを押してしまいます。ですので、眠れないときは一旦布団から離れて本(軽い内容)を読むことをお勧めします。眠くなってから再度布団に入りましょう。

■ 嫌な記憶を思い出してしまうメカニズムとは?
人間の脳は本来忘れっぽいので寝れば大抵のことを忘れてしまいます。例えば「5日前の夕食に何を食べましたた?」と聞かれて即答できる人はそれほど多くありません。つまり自分にとって、あまり重要ではない記憶はどんどん忘れていきます。
しかし、辛い記憶は簡単には忘れられません。また、忘れたところに思い出すことも少なくありません。記憶に深く刻んでしまう原因として「怒り」があげられます。脳内で再生した嫌な記憶に対して怒りがこみ上げると記憶を強化してしまうんです。
しかも、怒りを抑えるために色々考えてしまいます。何度も思い出しては色々と考えてしまうと記憶は余計に忘れ辛くなり、負のスパイラルに陥ってしまう可能性もがあるので十分注意が必要です。

■ 「忘れよう、忘れよう」が記憶を強化する!
残念ながら作用と反作用によって、過去の辛い記憶に対する「拒否感」が強ければ強いほど、過去の辛い記憶が後になって、より大きくなって襲い掛かってきます。つまり無理して忘れようとすると、もっと忘れることが難しくなります。
このように忘れないことで、自分を傷つけた人や間違いを犯した自分を、許さないようにしているという目的があってのことなのかもしれません。
過去の辛い記憶が後になって何度も繰り返えされてしまうのは、それが恐怖や悲しみ、もしくは怒りといった強烈な感情を伴うからであって、そのアウトプットが完了していないためです。

■ 負の感情を手放す!
人間には顕在意識と潜在意識(無意識)があって、その比率は顕在意識が5〜10%で潜在意識が90〜95%と言われています。つまり私たち人間は圧倒的に無意識に支配されれているわけです。
ですので、怒りを上手に手放さないと怒りに振り回されることが増えたり、また、その反動で恐怖や不安に悩まされることが増えてしまいます。これは辛いので一刻も早く負の感情を手放す必要があります。
■ 嫌な記憶を忘れる方法!紙に書く!
そこでお勧めしたいのが、紙に書くことです。例えばあなたが好きな人(友人、恋人)から嫌なことをされて深く落ち込んでいるとします。その場合は、「私は○○さんに言われたことで深く傷ついています。私は傷ついた私を許します。」
相手に嫌なことをされたのに、なんで自分で自分を許さなければいけないのと思うかもしれませんが、こうすることで、嫌なことをされた相手を無理して許そうと考えなくてすみます。しかも脳は「このことは解決したんだ」と錯覚するので、嫌な記憶から解放されます。
注意点としては、相手を攻撃するようなことや自分を卑下することを書いたり言ったりすることです。これはより負の感情を大きくして嫌な記憶を強化してしまうので、ご注意ください。

■ 嫌な記憶を忘れる方法!考えない!
先に述べた通り、脳はじっとしていられない傾向があります。ですので、就寝時に嫌なことを思い出してしまうケースが多く、延々と嫌な記憶が繰り返されて、ひたすら自分にとって良くないことばかりを考えてしまいます。
ですので、できるだけ考えないで済むようにするために、軽く読める本を読んだり、周波数の高いヒーリングミュージックを聞きながら腹式呼吸でリラックスしたり、すると良いでしょう。

■ 嫌な記憶を忘れる方法!ありがとうとつぶやく!
私は夜中の2〜3時に目が覚めてしまうことがたまにあって、そのまま布団に入ったままでいると嫌なことを考えてしまうので、すぐに布団から出て本を読みます。そして、眠くなってきたころを見計らって布団に再度入ります。
そうすると数分で眠りに入れますが、その間も羊を数えるような感覚で自分に向かって「ありがとう」をつぶやきます。こうすることでネガティブな記憶を抑えながら眠りに入れます。
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「嫌な記憶を忘れる方法」