『 みんなだれかのおかげさま 』
人は、
「松下さんは成功した、
けっこうですな」
と言うてくれる。
なぜに成功したんですかと
よう尋ねられるけれども、
どうして成功したのか、
わしにもわからん(笑)
いい部下に恵まれたこと、
ひいきにしてくださる
お客さまが沢山できたこと。
そういうことやろうな。
だから、今日のわしの成功は、
部下とお客さまのおかげやな。
成功の理由はそれやな。
ありがたいことやと
しみじみ思う。
− 松下幸之助 −
「おかげさま」
という言葉の意味は、
「あなたの陰の下で
庇護(ひご)されて、
元気でやっています」
ということなのね。
− 石井ふく子 −
「ありがたいな」
と思う気持ち、
感謝の心を持つことは、
そういう小さな幸せを
手にするチャンスを
たくさん作ってくれる。
成長するために、
感謝の心は
必要不可欠なんだ。
− 長友佑都 −
チャンスというものは、
掴み取るだけで
成功とは限りません。
私はチャンスを失って
どん底を知り、
回り道をしたおかげで、
人間的に成長できた
ように思います。
− フジ子・ヘミング −
ラクに生きてる人って、
感謝が多い。
イヤなことにも
感謝する。
もちろん、
よかったことも
感謝する。
− 斉藤一人 −
過去は、
現在に感謝すべきだ
ということを
わたしに教えてくれた
ような気がします。
未来を心配して
ばかりいたら、
現在を思うさま
楽しむゆとりが
奪われてしまうわ。
− オードリーヘップバーン −
素直に「あなたのおかげです」と、感謝する。
■ プライドが高すぎると素直に感謝できない!?
プライドが高い人というのは、相手よりも様々な点で優位に立ちたいという思いがあるため、素直に本心を見せることができません。
自分の弱さを他人に指摘されることを嫌うため、いつも無関心な態度を装いながら強がっています。
プライドが高いと仕事で職場の人たちから何か間違いを指摘されたりしても、素直に自分の非を認めることができません。
人によっては「俺(私)がミスするわけない!」と、言わんばかりに突然怒り出したりします。
また、自分は周りの人たちに色々なことをしてもらって当然と考えているため、自分から人のために何かをしてあげようという気持ちも少ないので、どこにいても一人孤立してしまいます。
これでは辛いことばかりでしょう。
■ 感謝することを習慣化しよう!
感謝=幸せといっても過言ではありません。
素直にささいなことにも感謝できるから、人から信頼されて自分一人では到底できないことも周囲の人たちに支えられながら実現することができます。
ですので、仕事だけでなく、プライベートでも幸せなんです。
ですので、ささいなことにも感謝できるようになるために感謝することを習慣化することをおススメします。
その方法は非常に簡単です。積極的に「ありがとう(ありがとうございます)」を言うだけです。
そして、笑顔を意識していうともっといいです。
「ありがとう」と言うべきところで、ありがとうを言わななかったことでトラブルになることはあっても、ありがとうを言いすぎてトラブルが起きることはありません。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、すぐになれるので、「ありがとう」を沢山いいましょう。
■ 感謝しながら褒めると運が良くなる!?
感謝の言葉は、相手を褒める言葉としても使えます。
「ありがとう、あなたのおかげです」は、相手に感謝を伝えながら同時に褒めることができる、最強の褒め言葉です。
「あなた」の部分に相手の名前を入れて使うと、その効果はさらにアップします。
「ありがとうございます。田中さんのおかげです。」といった具合に相手の名前を入れて感謝を伝えながら褒めると喜んでもらえます。
これは仕事だけでなく、夫婦、恋人、友人の間でも潤滑油のような働きをしてくれる言葉なので、是非色々な人に言ってみてください。
褒めるための基本は、素直になることです。褒めるためには、回りくどい表現ではなく、考えすぎずに素直に伝えたほうが相手の心にストレートに届きます。
素直な人のほうが、人間関係ではうまくいくのです。
世の中のほぼすべてのことが人間関係によって出来ています。
人間関係が良くなれば、仕事もプライベートもどんどん良くなります。
やってみたいと思っていることが現実化しやすくなります。
つまり人間関係が良くなるということは、同時に運も良くなるということなんです。
■ 恥ずかしがらずに感謝の気持ちを伝えよう!?
慣れないうちは感謝の思いを伝えることに抵抗があるかもしれません。
これは「恥ずかしがりやさん」に多く、とくに過去に本音を話す機会が少なすぎた人の場合、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいのに「、恥ずかしさ」が邪魔をします。
恥ずかしがり屋さんは、親切で優しい人が多いのに、本心(感謝の思い)を伝えられないがゆえに誤解されてしまうケースが少なくありません。
中でも一番多いのが「気が利かない」です。
このように一方的に決めつけられてしまうと、誤解を解くのが大変です。
その場では恥ずかしすぎて感謝の思いを伝えるのが難しくても、後々自分に合った伝え方(手書きのお礼状など)で伝えれば、きっと感謝する相手にも理解してもらえるでしょう。
また、恥ずかしがり屋な自分を許することも、悩みの解消という観点では有効です。
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