
【 努力とは? 】
才能とは一般的に
生まれつき持った能力
のことをいいますが
私は、一番の才能とは
同じペースで努力を
し続けられる能力だと
考えています。
− 羽生善治 −
努力して結果が出ると
自信になる。
努力せず結果が出ると
傲り(おごり)になる。
努力せず結果も出ないと
後悔が残る。
努力して
結果が出ないとしても
経験が残り成長出来る。
成長すると努力が
実りやすくなる。
− 作者不詳 −
努力ってのは
宝くじみたいなものだよ。
買っても当たるかどうかは
わからないけど、
買わなきゃ当たらない
− ビートたけし −
石の上にも5年と
考えて耐えました。
なぜって、我慢こそが
運を呼び込むからです。
− 萩本欽一 −
全身全霊で生きるとは
不安を感じながらも
努力すること
− 作者不詳 −
頑張る人間 夢語る
サボる人間 愚痴る
− 森脇健児 −
現状よりも良くするには、
次にどうすればいいか、
絶えず考えること
− 室伏広治 −
「自分には才能がない」は禁句!
夢や希望を遠ざけるNGワード!

■ 「夢が叶わない」と、嘆く前にやるべきこととは!?
夢や目標を叶えるには、とにかく最初の一歩を踏み出して、あとはひたすらやり続けるしかありません。しかし、多くの方が「自分には才能がないからできない」、「自分には才能がないから夢を叶えるなんで無理」といって、中々最初の一歩を踏み出そうとしません。
今回ご紹介させていただいた羽生善治さんの名言にあるとおり、才能は生まれつき備わっている先天的な要素よりも後天的な努力のほうが大切です。あの世界の発明王エジソンは、「発明は、1パーセントの才能と99パーセントの努力だ」といった名言を残しています。
大切なことはその小さなきっかけを、努力し続けることでどれだけ大きくするかにかかっています。ですので、いかに最初の一歩を踏み出すかが大切なんですが、そのためにも出来るだけ敷居を下げる必要があります。あまりにも理想が高すぎると失敗に対する恐怖が大きくなりすぎて、最初の一歩を踏み出せなくなります。、
あるきっかけで野球を始めた人も、途中で諦めてはそこで上達が止まります。

■ イチローは明けても暮れても野球漬けの日々だった!
2019年に引退したイチロー選手は、日米で数々の偉業を成し遂げましたが、野球を始めたのは本当にささいなことがきっかけだったと語っています。しかし、すぐに野球の魅力に憑りつかれて、小学生の身でありながら、野球三昧の日々を父親と一緒にを送ることになります。
そんなイチロー選手が世界一の記録を作ってしまうほど大きく成長できたのは、この年代から本格的に努力したことが大きく影響しているからです。小学生のころのイチロー選手は、同級生たちと遊ぶことはほとんどありませんでした。何をしていたのかというと、学校から帰ってきてから、父さんと一緒に野球の練習に明け暮れていたのです。
そして、毎日努力し続けたことによって、世界一の偉業を成し遂げることができたのです。野球を始めたときのイチロー選手は、とても将来プロで活躍するようなレベルの選手ではありませんでした。つまり、どれだけ野球が上手くなるかは、才能ではなく、その後の努力が大きく影響するのです。

■ 「自分には才能がない」と絶対に言ってはだめ!
日本人は謙虚なうえに自己肯定感が低い人が多いので、「自分には才能がない」と考える人が少なくありません。しかし、何もしていない段階で「才能がない」と判断するのは、いささか早すぎます。毎日一生懸命努力している人に失礼です。
才能があるのかないのか判断するには、とにかくまずやってみなければなりません。やることをやってから初めて知ることができます。「自分には才能がない」という言葉は、やることを誰よりもやった人だけが言える言葉です。
■ 努力を習慣化するには?!
努力を継続するために大切なのは、適切な目標を立てることです。ここで言う目標とは夢のことではありません。ですので、サッカーを始めたばかりの人が「3年以内にマンチェスター・ユナイテッドでプレーする!」というのは、夢であって目標ではありません。
サッカーを始めたばかりであるならば、まず基本を出来るだけ効率よく身につけるためにどのような練習をすればよいか考えたうえで、それをルーティン化します。一番の理想は、「好きでやっているので、努力を努力と思わない」という状態になることです。
そのようになるには、上達する過程を楽しまなければなりません。しかし、たいていの人はそこまで行く前にやめてしまうので、なんら結果をだせないまま終わってしまいます。これは非常にもったいないです。
■ なぜ多くの人たちが結果を出す前にあきらめるのか?!
途中でやめるのは個人の自由なので、なんら問題ありませんが、次に何かあたらしいことにチャレンジしようとしても、かなりの高い確率で挫折することになります。なぜなら結果を出す喜びを体験したことがないからです。
また、周囲の人も「どうせまたすぐにあきらめるだろう」と思っているので、よほどの覚悟で挑まないと3日坊主で終わってしまいます。これは何もスポーツに限ったことではなく、仕事や趣味にも通じます。
■ ノートで目的意識を高めて夢を実現する?!
残念ながら、ただ闇雲にがんばっても上達しません。目的意識を高めて日々の練習に取り組む必要があります。そこでおススメしたいのが「ノート」です。一流のアスリートは、練習中に気づいたことをこまめにノートに書いています。
そして、翌日の練習にどうやって取り組むかを考えながら、ノートを通じて新しい課題を明日の自分に伝えます。やっているうちに沢山の気づきやアイディアが浮かんでくるので、自分で自分に教えながら仕事のスキルを磨くことができます。
こうすることによって、単調になりがちなルーティンを目的意識をしっかり持ったうえで取り組むことができるようになります。そうするとある日を境に練習が楽しくなり、自分でもわかるくらいスピーディに上達します。
【画像】 Pinterest
「健全な努力」と「無茶な努力」の違いとは