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『 怒っても何も変わらない 』
 
 
怒っても何も変わらない
 
他人を変えようと
むきになるより
 
自分の行動を変える
 
 
− 田口久人さん −
 
 
 
 
怒る人は多くの場合
許せないものがあって
怒るんじゃなくて
 
怒りたくて
許せないものを探してる。
 
だから、怒っている人は
何にでも怒っている。
 
許せてないのが
「自分自身」だという事に
まだ気付いていない。
 
 
− 為末大 −
 
 
 
勝負に一番影響するのは
「怒」の感情だ。
 
 
− 羽生善治 −
 
 
 
怒っても殺せないときは、
笑えば殺すことができる
 
 
− ニーチェ −
 
 
 
怒りにしがみついているのは、
誰かに投げるために
真っ赤に燃えている
石炭をつかむようなもの
 
火傷するのは自分自身だ
 
 
− ブッダ −
 
 
 
私は怒っても、
その人間を憎むことはしない。
 
偽りのない気持ちを
相手にぶつけることが大切
 
 
− 本田宗一郎 −
 
 
 
あなたを悩ましたり、
悪口をいう人にも、
平静な心で注意を向けなさい。
 
きっとあなたにとって
得るところがあるはずです。
 
良薬が口に苦いように、
あなたに偉大なる存在が
 
苦言を呈しているかも
しれないからです。
 
 
− マーフィー −
 
 
相手からばかにされても、
怒るのではなく、笑い飛ばそう。

 
 
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■ 怒ったら負け!
 
 
私たち人間には「喜怒哀楽」といった4つの感情がありますが、その中で最もコントロールするのが難しいのが「怒り」です。ストレス社会(通勤通学、職場や学校の人間関係、公共のサービスの利用など)を生きる現代人にとってイライラしないでいることの方が難しいですよね。
 
 
ですので、ささいなことでイライラしたり、つい「カッ」となって、きつい言葉を相手に浴びせてしまい、人間関係が悪くなった経験は誰でも一度や二度はあるかと思います。中でも職場の上司と関係が悪化すると単に仕事がやりにくくなるだけでなく、異動や左遷など人生を大きく左右する問題に発展してしまう可能性があります。
 
 
一度悪くなった人間関係をもとに戻すのは難しいので、不要な衝突を避けるためにも、怒りをきちんと抑えなければなりません。怒りをコントロールすることを「アンガーマネジメント」というのですが、日本でもキレやすい人が増えているので、アンガーマネジメントの注目が集まっています。
 
 
 
 
■ ムカッときたら6秒数える!
 
 
どんなに腹の立つことがあっても、その怒りの感情は、6秒で最大となります。それ以降は徐々に怒りがおさまっていきます。ですので、腹が立つことがあったら「6秒間」(できれば10秒)をやり過ごせば、怒りを爆発させないですみます。
 
 
腹が立ったときに是非おすすめしたいのが、「笑顔」、「呼吸法」、「水を飲む」です。笑顔をつくってみると分かるのですが、笑顔のまま怒ったり、ネガティブなことを考えることが難しいです。笑顔が怒りによる体全体の緊張をほぐしてくれます。
 
 
 
『呼吸法を習慣化するといいことばかり!』
 
 
ですので、この特徴を利用して笑顔で腹式呼吸(口から息をゆっくり吐いて、鼻から息をゆっくり吸うを繰り返す)を行いながら数を数ええると、交感神経から副交感神経にスイッチするので怒りはあっという間に収まります。
 
 
しかも、この呼吸法が優れているのは、ストレスを抑制する効果が優れているので、呼吸法を習慣化することによってストレスから大事な心と体を守ってくれます。ストレスが蓄積されると体内に活性酸素がどんどん増えていきます。この活性酸素が体のありとあらゆるところをサビびつかせ、様々な病気の原因となります。
 
 
ですので、呼吸法を習慣化することによって、心と体の病気の予防にもつながりますので、是非呼吸法を習慣化しましょう。
 
 
 
 
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■ 怒らないで笑い飛ばす!
 
 
会話中、相手からばかにされることがあるかもしれません。失敗を笑われる。弱点を見下される。コンプレックスを傷つけられる。そんなとき、どんなリアクションをするかです。自分の自尊心やプライドを傷つけられると、普通はむっとすることが多いでしょう。
 
 
心が傷ついて、暗い表情になったりテンションが下がったりするでしょう。嫌になって、その場から逃げたくなるかもしれません。しかし、ふてくされてしまうと、場の雰囲気が悪くなります。気まずい空気が流れ、険悪な雰囲気に変わり、息苦しくなるでしょう。
 
 
ぴりぴりした雰囲気では、面白い会話もできません。面白い人になりたいなら、こういうときこそ大切なポイントです。相手からばかにされたとき、怒るのではなく、笑い飛ばしましょう。場の雰囲気を壊さないよう明るく言い返すのです。
 
 
 
 
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■ にこにこ明るく言い返す! 
 
 
「言いすぎですよ!」「ひどいことを言わないでくださいよ!」「ショックで心に穴があいたかもしれません!」明るく前向きな言葉なら、どんな言葉でもOK。「それくらいの言葉では落ち込みません!」と言わんばかりの勢いで明るく言うといいでしょう。
 
 
どれだけばかにされてもけなされても、にこにこ明るく言い返せば、楽しい雰囲気を保てます。本当は心が傷ついていても、表に出さないほうが明るい雰囲気を保てます。プライドを傷つけられても、恥ずかしいことがあっても、にこにこした笑顔を貫く。
 
 
これは何もひたすら我慢しろというわけではありません。明るく切り返したことで相手より色々な点で優位に立てます。まず、周囲の人たちから「よく我慢できたね」「私なら耐えられない」といった言葉をかけられ、次第に信頼されます。笑顔でいるということは、ある意味強さの証明なんです。
 
 
 
 
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■ とことん笑顔を貫く!
 
 
人の失敗やコンプレックスをネタにして人を笑わせようとするのは絶対にNGですが、自分の失敗やコンプレックスを笑いのネタにするのは全く問題ないどころか、最強のストレス解消法になるので、個人的におすすめです。自分を笑いにできるということは、それだけ客観的に自分の見ることが出来る証拠です。
 
 
しかも相手が笑っている姿を見ていると自分も気分が良くなります。何か嫌なことがあったら笑いのネタにして笑い飛ばすくらいに考えるのがいいでしょう。こうした楽観的な考え方がストレスに強くなるポイントで。もし仮に自尊心やプライドを傷つけられても、自分が気にすることさえなければ、無傷です。
 
 
たまには虚勢を張ることも大事です。見栄や虚栄心で虚勢を張るのはNGですが、あくまでポジティブな雰囲気を保つための虚勢ならOKです。心が傷つくことを言われても、笑顔を貫くようにしましょう。傷ついているところを見せるより、元気な姿を見せたほうが、会話のテンポもよくなります。
 

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