【 小林麻央の名言 】
(1)
何の思惑もない優しさが
この世界にも、
まだたくさんある
(2)
がんばれっていう優しさも
がんばらなくていいよという
優しさも両方学んだ
(3)
空を見たときの気持ちって
日によってなんでこんなに
違うのだろう
(4)
ずっと続く日々が
あるなら休みたい。
でも、終わりが見えるなら
休んでなんかいたくない。
振り絞ってでも動きたい
(5)
「人生はどう転んだか
どうかが重要ではない。
どうやって
立ち上がったかが重要だ」
という言葉が私の支えに
なっています
(6)
私も、大切な人の大切な人を
大切に思えるような
「愛の心」でいたいです
(7)
幸せなときは 幸せだし、
苦しいときは 苦しいし
幸せの感度だって。
苦しさの閾値だって
人それぞれ。
もっと幸せを感じなさい
って、無理だし!
もっと耐えなさい
って無理だし!
(8)
あのとき、
もっと自分の身体を
大切にすればよかった
あのとき、
もうひとつ病院に
行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった
あのとき...
あのとき...
(9)
「治癒」という
結果がでていなくても、
今、前向きである自分は
褒めてあげようと思いました
(10)
生かされている
「今日」が一番大事
(11)
素晴らしい先生との出会いに
心を動かされました。
その先生に言われたのです。
『癌の陰に隠れないで』
(12)
でも、一度きりの人生なので、
なりたい自分になろうと
決意できたことは
うれしいです
(13)
前の私なら、
言えなかったことも
今は言えたりします。
私はステージ4だって
治したいです!!
遠慮している
暇なんてありません!!
だって、先生にも私は、
奇跡を起こしたい
患者なんだって
思っていてもらいたいです。
だから、堂々と叫びます!!
5年後も10年後も
生きたいのだー。
あわよくば30年!
いや、40年!50年は
求めませんから。
だってこの世界に
生きてるって
本当に素晴らしいと、
感じるから
(14)
分かりたいと思ってくれる
分かろうとしてくれる存在は、
本当にかけがえのない
愛そのもの。
(15)
この子たちの
ママは私ひとりなんだ、
という喜びと怖さに、
心がふるえた。
絶対治す!と誓った。
(16)
人生に「たられば」は無し。
それでも、
思ってしまうものだけれど。
(17)
苦しいのは
私一人ではないんだ。
また、そう思えたら、
「がんばろう!」
と、力が湧きました。
(18)
どんなにつらくても、
苦しくても、
誰かその様子を見て
何とかしてくれたり、
助けてくれるわけではない。
自分から、何がつらいのか、
何が苦しいのか、
何を助けて欲しいのか伝えて、
教えてください
助けてください
と口に出すことが大切だと
改めて感じています。
(19)
奇跡はまだ先に
あると信じています
(20)
一緒に泣ける
ということは特別です。
悲しい、申し訳ない、
悔しい、苦しい、
たくさんの感情が湧きますが、
一緒に泣いたあと残るのは、
不思議と安堵感です。
(21)
奇跡を起こすには、
着実な一歩一歩を
踏むことです。
それなしに、
奇跡は起こりません。
(22)
この世界に、生きるって
本当に素晴らしいと、
感じるから。
そのために
できることはやる。
コツコツはカツコツ!
(23)
人生どんな場面でも
「大丈夫だよ」
という母の言葉に
助けられてきました。
(24)
私は力強く人生を歩んだ
女性でありたいから
子供たちにとって
強い母でありたいから
− 小林麻央さん −
■ ブログがいまだに多くの人たちを勇気づけている!
今回は、小林麻央さんの名言をまとめさせていただきました。小林麻央さんは、2014年に乳がんの告知を受けてから約3年間にわたって家族に支えられながら奇跡を信じて治療するも、2017年6月21日に容態が急変し、翌22日夜にご自宅で死去されました。
今回の名言の大半は闘病中に更新し続けたブログからの転載です。2016年に立ち上げたブログが沢山の人たちに命の大切さと生きる勇気を与え、瞬く間に国内外で大反響となってイギリスの国営放送BBCが毎年選ぶ「100 Women(100人の女性)」にも選ばれました。
BBCのウエブサイトに生前小林麻央さんが寄稿されたエッセイが掲載されていますので、ぜひこちらもご覧になってみてください。ガンと戦いながら日々の暮らしのなかで感じた様々な思いが大きな優しさとなって暖かく包み込んでくれます。