あなたを傷つける人に
出会ったら、
忍耐や寛容を覚える
チャンスだと思いなさい
− ダライ・ラマ14世 −
心が寛大な人の中で
育った子は我慢強く
なります。
− ドロシーローノールト −
数えきれないほど、
悔しい思いを
してきたけれど
その度にお袋の
「我慢しなさい」
って言葉を思い浮かべて、
なんとか笑ってきたんです。
− 手塚治虫 −
人間はまじめに
生きている限り、
必ず不幸や苦しみが
降りかかってくる
ものである。
しかし、それを自分の
運命として受け止め、
辛抱強く我慢し、
さらに積極的に力強く
その運命と戦えば、
いつかは必ず勝利する
ものである。
− ベートーヴェン −
だれにだってあるんだよ
ひとにはいえない
くるしみが
だれにだってあるんだよ
ひとにはいえない
かなしみが
ただだまっている
だけなんだよ
いえばぐちになるから
− 相田みつを −
知ってるよ。
あなたが我慢してること。
頑張っていること。
泣きたいほど辛い目に
あっていること。
あなたの力に
なりたいんだよ。
もう、頑張らなくて
いいんだよ。
無理しないで!
と言いたい。
この空の下であなたを
応援してるから。
− 作者不詳 −
■ 愚痴を言うことに罪悪感を感じてませんか!?
愚痴を言うと「精神面が弱い」、「自分で自分を傷つけることになる」、「感情をコントロールできなくなる」、「運が悪くなる」といった具合に愚痴を言うことに対する悪いイメージがありますよね。ですので、最近は愚痴を言うことを控えるべきだといった風潮が広がっています。
しかし、愚痴を言えなくなると本来であれば誰かに相談すべき問題を抱えていても、誰にも相談せずに自分だけでなんとかしようとしてしまいます。何とかなれば問題ありませんが、何とかならない場合もあるわけですから、まったくグチを言わないのもかえって良くないようです。
とくに私たち日本人というのは、友人や家族には迷惑をかけたくないという思いが強いので、自分の悩みや不安を愚痴で発散すること自体に罪悪感を感じてしまうので、精神的に逃げ場がなくなってしまうのです。
■ 自分を抑えすぎるとストレスが大きくなる
嫌なこと辛いことがあれば誰だって落ち込みますよね。しかし、「これくらい我慢しなきゃ」と、感情を抑圧し続けるとストレスが大きくなるので心と身体の健康にとっていいことはありません。特に気をつけたいのが、心配なのは、愚痴も弱音もはかずに真面目に取組みタイプです。
こういう人達は、責任感も強いため、自分一人で問題を抱え込んでしまいます。確かに愚痴はいいすぎるのは良くありませんが、全く言わないのも問題です。また、愚痴を言ったり、聞いたりできる人がいるのは、それだけ信頼関係が厚いわけですから、本来幸せなことなんです。
しかし、もしグチを言える相手がいないのであれば、「涙活」をおすすめします。これは泣ける映画や本を読みながら定期的に泣くことでストレスを解消する方法です。騙されたと思って週末泣ける映画を観まくって泣いてみてください。心の垢がごっそり取れてすっきりします。
■ 考えすぎると不安が止まらなくなる!
不安や悩みの間接的原因の一つに「考えすぎ」があげられます。これは個人の性格的な問題ではなく、人間の脳は、放っておくと色々なことを考えてしまうためです。楽しいこと、面白いことを考える分には何ら問題ありません。
しかし、一度今抱えている不安や悩みについて考えだすと、止まらなくなってしまいます。頼んでもいないのに、さらに不安になることを考えてしまいます。そして、後になって何度も思い出すと、その度に脳への記憶が強化されてしまうのです。これが何度も続くと忘れづらくなります。
そしてネガティヴな感情と結びつくことによって、不安なことばかり考えてしまうようになってしまいます。そうならないためにも、何かを考えているときにネガティブな方向に向かったら、一旦考えるのをやめましょう。
■ 考えるのをやめるために何かやる!
「不安なことを考えるのをやめる」を習慣化することで、次第に不安なことを考える時間が減るので、不安な思いに振り回されなくなります。しかし、考えるのを止めるといっても、中々やめられませんよね。そこでおススメしたいのが、整理整頓・掃除です。
不要な物を捨てることを優先しながら掃除をすると心のもやもやがすっきりします。身体を意識して動かしながら掃除をすることによって、自律神経も整い、次第に不安も解消されていきます。しかも部屋がきれいになるので、まさに一石二鳥です。
いわゆる世の中で成功者と呼ばれている人たちの中には、何か上手くいかなくると整理整頓・掃除をする人が多いです。ぜひ試してみてください。
■ まず明るい考えを持つ
愚痴をためるような生活を送りたくなければ、やはり気持ちを明るく持つことが大切です。つらいときにつらそうな顔をしていると、つらいことがどんどんやってきますし、同じようにつらい状況にある人たちが集まってきてしまいます。
ではどうすれば良いのかというと、、まず明るい考えを持つことです。いきなり「明るい考えを持て」といわれても最初は難しいかもしれませんが、できるだけ明るい表情をつくって、ポジティブな言葉を使うと、闇の中に光が差し、前に進みやすくなります。
そうすると次第に、あなたの心も明るい方向にシフトしていきます。そして、毎朝起きたら「今日はいい1日になるぞ!」と声に出して言ってみてください。だんだんよい1日になります。
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