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『辛さを知っているから幸せになれる』
 
 
チャンスというものは、
掴み取るだけで成功とは
限りません。
 
私はチャンスを失って
どん底を知り、
回り道をしたおかげで、
 
人間的に
成長できたように
思います。
 
自分にふさわしい時期が
くるまでひたすら
待つということも、
 
大切なことだと知りました。
 
 
− フジ子ヘミング −
 
 
 
自分のしたことに
人が評価を下す、
 
それは自由ですけれども、
それによって、
 
自分が惑わされたく
ないのです。
 
 
− イチロー −
 
 
 
自分が一番辛いって
思うから、余計に辛くなる
 
 
− 作者不詳 −
 
 
 
何事もゆきづまれば、
まず、自分のものの見方を
変えることである。

案外、人は無意識の中にも
一つの見方に執して、
 
他の見方のあることを
忘れがちである。
 
 
− 松下幸之助 −
 
 
 
焦ることは
何の役にも立たない。
 
後悔はなおさら
役に立たない。
 
焦りは過ちを増し、
後悔は新しい後悔を作る。
 
 
− ゲーテ −
 
 
 
辛い思いは
すべてプラスになる。
 
苦しかったこと、
悲しかったことが、
いつか必ず花開く時が来る。
 
辛いこと、悲しいことは
幸せになるための必要事項。
 
花開き、実を結ぶときに
辞めてしまってはいけない。
 
 
− 美輪明宏 −
 
 
不安と恐怖は、
辛かった過去の記憶によって
作り出された妄想。

 
 
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■ 不安と恐怖の原因は妄想だった!
 
 
人は本来誰でも幸せであるべきなんですが、ある日突然何の前触れもなしに人から幸せを奪うものがあります。それが「不安」と「恐怖」です。そして、やっかいなのは、考えれば考えるほど不安や恐怖が大きくなります。
 
 
まさに不安と恐怖は人生を不幸にする最強のスパイスです。なぜ人は不安と恐怖に悩まされるのかというと、ほぼ「妄想」が原因です。現実に起こるか、起こらないか分からないようなことに不安になったり、恐怖を感じたりするのは、頭の中だけで考えていることです。
 
 
そして、不安と恐怖は大抵取り越し苦労で終わります。それもそのはず頭の中だけで考える非現実なことだからです。自分で勝手に作り出してしまっているわけです。実際にはまだ起こっていない現実を妄想を膨らませ、現実であるかのように悩んでいるわけです。
 
 
 
 
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■ 過去の記憶に苦しめられていませんか!?
 
 
なぜ不安や恐怖につながる妄想をしてしまうのかというと、「過去の記憶」が原因です。誰にでも失敗した経験がありますよね。そんな辛かった経験を脳はしっかり記憶しています。何年も前のことを突然思い出します。
 
 
そうすると人は誰でも「二度とあんな目にあいたくない」と思います。そうした思いが知らず知らずのうちに不安や恐怖が湧き出てきます。不安と恐怖を作り出しているは、ほぼ過去の記憶といっても過言ではありません。
 
 
こうした過去の記憶がキレイさっぱり無くなれば不安と恐怖もなくなります。生まれたばかりの赤ちゃんは過去の記憶が一切ないので、みんな明るく元気です。そして周囲の大人たちを幸せにします。大人になるほど暗くなる理由は、辛い過去の記憶があるためです。
 
 
 
 
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■ 思い切って過去を変えてしまう!
 
 
思い出したくもない辛く悲しい過去の記憶を簡単に消去できればいいのですが、それは現実的ではありません。沢山の人が過去に遭遇した辛い経験から、同じことが起きないように今に対して不安になり、恐怖を感じているのです。
 
 
では、どうすればいいのでしょうか。過去の記憶が原因なら、過去を変えてしまえばいいのです。以前の私は、いつも不安と恐怖を感じていました。平日は仕事があるので仕事に集中すれば気が紛らわせるのですが、週末はいつもクタクタに疲れていました。
 
 
このため、朝早く目が覚めても布団から抜け出せず、昼過ぎまでぼーっと過ごしてました。その間ずっと不安なことばかり考えていて、考えれば考えるほどどんどん不安は大きくなり、そのことに対して強く恐怖を感じていました。
 
 
 
 
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■ 辛い経験ほど自分を成長させる!
 
 
しかし「あること」に気づいてから、現実が大きく変わったのです。それが「過去のおかげで今の自分がある」という事実です。私は過去に、仕事でミスをして上司にこっぴどく怒られたり、好きな女性に告白して振られたり、友達と喧嘩をして負けたりといった負の経験が何度もあります。
 
 
そうした過去の記憶のために、上司の高圧的な大度に怯え、女性との付き合いに怯え、友達と価値観の違いに不安を感じていました。しかし、「今の自分があるのは過去に経験した全てのこととのおかげ」と考えるようになってから、不安や恐怖に悩まされることが激減しました。
 
 
つらい過去があったおかげで、「幸せを感じられる心を手にいれることができたんだ」と、心の底から思えるようになると、つらい経験ほど自分を成長させてくれるありがたい存在であると素直に感謝できるようになります。つまり辛い=幸せなんです。
 
 
 
 
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■ 暗い過去を明るい記憶に変えよう!
 
 
上司に叱られたから、女性に振られたから「自分の欠点」が明らかになった。友達と喧嘩をしたから、人付き合いの大切さが身に染みた。こうやって考えてみると過去のつらい経験は、どれも自分を正してくれる良い経験ばかりなんです。
 
 
そして、辛い経験とは、頭の中で勝手に思い込んでいた妄想です。本当は、すべて感謝すべき出来事なんです。自分のためになるような辛い経験ほど、実際は大きな喜びに繋つがっています。この事実に気づいたとき、私は不安や恐怖に対する考え方を変えることができたのです。
 
 
今までの暗い過去が180度ひっくり返って、明るい過去に変わりました。過去の記憶が明るい記憶に変われば、自然と不安も恐怖を感じる機会が激減します。今でもたまに不安や恐怖を感じることもありますが、素直に「辛かった過去のおかげで今がある」とつぶやくと、それ以上考えなくてすみます。
 
 
 
 
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■ いつでも喜びがいっぱい!
 
 
暗い過去のせいでストレスになっていたことが、輝かしい過去に変わればもう恐怖も不安も自然となくなります。しかも、誰かに頼る必要はまったくありません。自分で自分の辛かった過去に対して感謝するだけでいいんです。最初はそう思えないかもしれません。
 
 
そうした場合は、辛い経験を乗り越えた自分に対して「ありがとう」と、ねぎらってあげてください。そうすると少しずつ暗い過去に明るみがおびてきます。即効性を持たせたいなら朝晩毎日頑張っている自分に対して「ありがとう」とつぶやいてみてください。
 
 
過去に起こった出来事にすべて感謝できるようになれば、今に不安を感じたり恐怖に怯えたりすることは自然となくなります。現実には悪いことなど、1つもないからです。喜びしかない。これが本当の現実の世界であり、不安と恐怖は単なる妄想だったのです。
 
 
 
「不安を簡単に取り除く方法」
 

 
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