デイサービスの仕事についてのカテゴリ記事一覧

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デイサービスの機能訓練指導員として看護師が直面する問題とは?

デイサービスの仕事について
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デイサービスは臨床経験が求められるため看護師未経験は厳しい?

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デイサービス看護師の仕事とは?見た目以上に重労働でストレスも多い?

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デイサービスでの医療行為と看護師と医師との難しい関係について

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デイサービス看護師のパート・アルバイトの魅力とは?時給は高いの?

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デイサービスの機能訓練指導員として看護師が直面する問題とは?

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■デイサービスの機能訓練


基本的にデイサービスでは、要介護認定(1〜5)を受けた高齢者さんの食事、入浴、排泄などの介助だけでなく、心身の機能回復を目的にリハビリも行っています。


このため、デイサービスとデイケアとを混合されてしまうケースが少なくありません。リハビリを行なうためには、専門の機能訓練員を雇用しなければなりません。


施設によっては人材不足のため看護師さんも機能訓練員として雇用されます。


過去にリハビリを行った経験がない看護師さんもいると思います。


色々戸惑うことも多いかと思いますが、慣れれば問題なく対応することが出来ます。


リハビリを通じて、利用者さんとの距離が縮まり、信頼関係を築くことができます。


病院勤務では到底出来ない手厚い対応を自ら行なうことができます。


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デイサービスは臨床経験が求められるため看護師未経験は厳しい?

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■なぜ臨床経験が求められるのか?


長期間にわたるブランクがありながら、デイサービスで看護師として働くにあたり、色々
と不安があるかと思いますが、ブランクがあってもデイサービスなら問題なく働けます。


まず、デイサービスでは高度医療に依存する利用者さんがほとんどいません。


このため施設内で「医療行為」が行われることはまずありませんし、宿泊設備がある一部
の施設を除いて夜勤や当直もありませんので、生活リズムを維持しやすいです。


また操作性が複雑な「医療機器」を使用する機会もありませんので、過去に看護師として
病院で働いていたときに経験したことが実際に生かせるのは限定されています。


ただし、施設の利用者は要介護認定(1〜5)を受けた高齢者の方々ですから、それまで
なんでもなかったのが、突発的に怪我や病気を発症するケースが少なくありません。


デイサービス看護師さんは、そうした急変時に冷静に対応しなければなりません。


このため施設側はある程度ブランクが長いことには寛容であっても、看護師としての臨床
経験を求めています。ある程度臨床経験があれば採用される可能性は非常に高いです。


こうした理由から、ブランクがある看護師さんが入職してから仕事に慣れるまでの期間を
病棟勤務とデイサービスを比較した場合、圧倒的にデイサービスの方が短くて済みます。


それでも色々不安があるかと思いますが、デイサービスで働く看護師さんのお給料は低い
ので、どこの施設も看護師さんを確保するのに頭を痛めている状況にあります。


首都圏にあるデイサービスの看護師求人の時給は1500円から2000円の間くらいで、
設定されており、地方はこれよりも2〜3割ほど低く設定されています。


スーパーでレジ打ちのパートとして働いている人からみたら、ありえない数字です。


しかし病棟や外来で働けば5割以上高めに時給が設定されていますので、ここまで大きな
差がついてしまうと、デイサービスで働くことをためらう方も少なくありません。


ですので、デイサービスで働く看護師さんの多くが、様々な理由から働きやすさを求めて
転職された方が多いので、この点に関してはしっかり検討する必要があります。





■安易に賃金が高い求人を選ぶのは危険?


デイサービスで平均相場よりも高額の時給が設定されている場合は注意してください。


2014年度に「介護報酬」が改定されたことをうけて、今後より施設運営が厳しい状況
を迎えるわけですから、時給があまりにも高めに設定されている場合、裏が必ずあります。


デイサービスの施設は大中小規模に応じて配置する看護師さんの数も異なります。


小さな施設ですと、看護師さん1人のところも少なくありません。


こうした場合は自分一人で急変対応しなければなりません。


ですので、これからデイサービスに転職するのであれば、1人でも緊急対応できるように、
学び直すつもりで勉強しておいたほうが、入職したあとに困らずにすみます。


しかし、急変対応の経験が全くない看護師さんは、そういうわけにもいきません。


ですので、2以上看護師さんが受注する施設の規模が大きいところで働く方がいいです。
規模が大きい施設は、施設内の全ての業務がシステム化されており、働きやすいです。


このため個々の従業員の負担も他より小さいので、安心して働けます。





■看護師として働いた経験がなくても働ける?


上述したとおりデイサービスの仕事は、夜勤がありません。しかも医療行為を行う機会が
ほとんどないという点に大きな魅力を感じ、応募される方が少なくありません。


基本的に応募はだれでも出来ます。また、パートやアルバイトであれば常勤の求人よりも
多いことから、稀に「看護師として働いた経験がない方」までも応募されます。


デイサービスで看護師として働くにあたって、どうしても病院での臨床経験が必要です。


全く看護師として働いた経験がない看護師さんが採用される可能性は低いです。


ただし、看護学校を卒業されてから、それほど経過されていない方であれば、やる気次第
で採用される可能性ありますが、どうしても経験者を優先的に採用します。





■資格を取得しているだけでは厳しい


看護師さんがデイサービスで勤務するにあたって、各地方自治体による条例や制度などに
よる特別な縛りはありませんが、常勤であっても非常勤であっても同じです。


看護師の資格を取得しているだけでは不十分とお考えください。


職員の大半は介護職員として働くために必要な資格を持つ方々で占められています。


看護師として働くために必要なスキルを学ぶ機会がデイサービスをはじめとした介護関連
施設では、それほど多くありませんので、経験者が求められるのは仕方ない面もあります。


実際に採用する施設側は、ある程度「臨床経験経」がある人だけを募集しています。当然
のことながら看護師は、看護学校をでただけでは戦力として考えることはできません。


どんな看護師さんでも病院で働きながら現場で必要となる本物の技術と知識を身につけて
いきます。どんなに優れたベテラン看護師さんでも、こうした下積みを経験してます。


しかし、最近は看護師の仕事も多様化してるため、夜勤がなく、日勤のみの仕事もありま
すし、新卒でもデイサービスや訪問入浴など、看護師として働けるケースもあります。





■緊急時に対応できますか?


しかし、デイサービスでは医師は常駐していませんし、施設に配置される看護師さんの数
も1人だけのケースが少なくありません。当然看護師さんの負担は大きいです。


現場では、利用者の容態に変化がおこれば、他の従業員から医師代わりに頼られることに
なります。こうした場合臨床経験がないと適切な対応を取ることができません。


例えアルバイトであっても、看護師として臨床経験なしの状態で働いていると、万が一の
ときに何も出来ずに後悔することになってしまうかもしれません。


臨床経験の無い看護師でも積極的に雇用している病院はあります。


再就職支援セミナーを定期的に開催しながらブランクのある看護師さんを支援してます。


ですので、病棟や外来で働いて経験を積まれた方が確実かもしれません。


また求人を探すにあたっては、ハローワークよりも看護師求人サイトがオスス目です。


目的に合わせて適切な求人を紹介してくれますし、サポート面で非常に優れています。

デイサービスで働く人達の職種と必要な資格について!看護師から機能訓練指導員になるには?

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■デイサービスの一日の流れ


デイサービスは、通所介護とも呼ばれ、要介護認定(1〜5)を受けた高齢者さんを施設
まで送迎し、、食事、入浴、排泄、レクリエーション、機能訓練などを行う施設です。


最近では1泊1000円前後で提供してる施設が増えてまして、両親の介護にかかりっきり
のため、旅行など遠出できなかったご家族に大変好評のようです。


施設では午前9時になると専用の車で利用者さん宅へと迎えに出かけます。


施設の近所に住んでいる方の中には、自ら歩いて通う高齢者の方も少なくありません。


どこの施設でも利用者さんを預かるのは、午前10時から午後4時までの所が多いです。


当日の利用者が全員揃ってからレクレーション(以下レク)がスタートします。折り紙、
お絵かき、簡単なゲームなどを行い、その合間を縫って順番に入浴していきます。


基本的に大抵どこの施設でも昼食を用意しています。昼食後に午後のレクを行います。


また、機能訓練として、それぞれの利用者さんにあったメニューを毎回行います。


そして、おやつを食べ終えたら、その日は終了となり、利用者さんのご自宅へ送り届ける
ために、車で巡回します。これが一般的なデイサービスの一日の流れとなっています。


基本的にデイサービスの利用者さんは、介護度の低い高齢者さんが中心となっています。


高齢者ゆえ、中には認知症がかなり進んでいる方もいますが、介護度の高い利用者さんは、
少ないので、介護の仕事を経験したことがない、看護師さんでも働きやすい職場です。





■デイサービスのニーズについて


デイサービスでは介護士の資格を持つ介護職の人達が圧倒的多数を占めています。


ですので、デイサービスで働く看護師さんの数は全体でいうとかなり少ないです。


予算の関係上ぎりぎりの人数しか雇用することができませんので、施設の規模にもよりま
すが、正社員はせいぜい2〜3人程度で、他はパートやアルバイトでカバーします。


デイサービスは表向きは利用者の宿泊は行っていないところが多いです。


利用者さんとそのご家族の事情によって宿泊を受け入れるケースが多いです。


しかし、デイサービスの宿泊ニーズは年々増えているので、施設によっては夜勤が増える
可能性が高いですが、一般病院ほど肉体的・精神的負担は大きくありません。


先に述べた通り、1泊1000円程度で利用できる施設が増えています。


今後も「介護老人保健施設」と「特別養護老人ホーム」の施設そのものは、拡大する傾向
にありますが、利用を希望する人たちのニーズを満たすには、全く足りません。


ですので、デイサービスのこうした新しい試みに注目が集まっています。





■デイサービスで働く人たちについて


デイサービスで働いているのは看護師さんや介護士さんだけではありません。


他にも色々な資格(社会福祉士、理学療法士、作業療法士、栄養管理士など)を有した
人達が働いていますので、職場ではチームワークが何より求められます。


主な資格とその役割については以下の通りとなります。


(1)「生活相談員」

デイサービスでは、社会福祉主事、社会福祉士、精神保健福祉士などの資格を
有している専従の「生活相談員」を最低1名以上配置しなければなりません。



(2)「看護職員」

施設には専従の看護職員として正看護師、准看護師のいずれかの資格を有して
いる「看護職員」を最低1名以上配置しなければなりません。

利用者が10名以下の場合、看護師を配置する必要はありません。



(3)「介護職員」

利用者15名以下の場合は、 介護福祉士、ホームヘルパーなどの資格を有して
いる「介護職員」を最低1名以上配置しなければなりません。


そして、利用者が15名を超えた場合は、 利用者が5人もしくは端数を増えて
いく毎に介護職員をあらたに1人追加で配置しなければなりません。



(4)「機能訓練指導員」

通所介護施設で個別機能訓練加算を採用しない場合は、他の職務との兼任が認め
られていまして、機能訓練指導員を最低1名以上配置しなければなりません。


そして、機能訓練指導員は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、正看護師、
准看護師、柔道整復師などの資格を有していなければなりません。



(5)「管理者」

施設全体の管理の職務に従事する管理者を配置しなければなりません。


施設の業務を管理する上で支障が無い場合、同じ事業所内の他の職務、もしくは
同じ敷地内にある他の事業所の職務と兼務することが認められています。


デイサービスは法人格であれば認定が受けられるので、 株式会社として経営する
ことも可能ですが、社会福祉法人、医療法人、NPO法人が中心となっています。





■看護師から機能訓練指導員になるには?


デイサービスで働く機能訓練指導員の仕事は、利用者さんが日常生活をスムーズに行える
ようにするために各機能の低下を抑える、また回復させるために機能訓練を指導します。


機能訓練指導員として働くには、以下のいずれかの資格が必要になります。


●看護師(准看護師)

●理学療法士

●作業療法士

●言語聴覚士

●柔道整復師

●あん摩マッサージ指圧師


現行法では120分以上専任しないと加算が取れませんが、デイサービスの求人の中には、
看護師さんに限定して機能訓練指導員を「1日2時間〜」で募集をかけています。


基本的に機能訓練指導員は、他の仕事と兼務できるような仕事ではありません。


にもかかわらずデイサービスの施設の中には「人手不足」のところも多いため、病棟勤務
の経験がある看護師さんにターゲットを絞って募集をかけているのを目にします。


こうした求人からは、マルチで色々できる人を雇って、「あれもこれもやらせてしまえ」
といった無茶な意図が見え隠れしています。この点は十分注意しなければなりません。


機能訓練だけでも十分大変なのに、介護の仕事の手伝いをやりながらとなると、絶対無理
です。しかし、無理でも入職したらやらなければならないので、不満が続出しています。


機能訓練指導員の仕事についてですが、利用者さん個人に合ったメニューを考案し、計画、
実施、評価などを行うわけですが、他の仕事と兼務するとこれらの仕事が削られます。


つまり、本来やるべき仕事にかけられる時間が削られ、しかも問題が起きれば、その責任
を押し付けられるわけですから、正直たまったものではありません。


機能訓練指導員として働くことを希望する看護師さんは、この点に十分注意して下さい。

デイサービス看護師の仕事とは?見た目以上に重労働でストレスも多い?

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■デイサービス看護師の仕事は大変?


デイサービスで働く看護師さんの仕事についてですが、基本的に一般病院で行われている
ような「医療行為」は殆ど行われません。しかし、仕事は色々あるので結構大変です。


介護度が比較的軽い利用者さんが多い職場では、「バイタルサイン」のチェックをはじめ、
利用者さんの健康管理や健康指導、急変時の対応などが主な仕事となっています。


また残業もなく夜勤もないので楽だと勘違いされている方が少なくありません。


確かに肉体的にも精神的にも病棟勤務ほど負担は大きくありません。


しかし、デイサービスの仕事は決して楽ではありません。


看護の仕事よりも介護の仕事に近いので、病棟勤務にはない難しさがあります。


例えば利用者さんは要介護認定を受けた高齢者であるため、入浴、食事などの身の回りの
ことをサポートしなければなりません。見た目以上に力のいる大変な仕事です。


特に介護度の高く利用者さんが多い職場で、かつ人材不足である場合、かなり大変でうす。


毎日利用者さんが昼食を食べ終えるまでは息つく暇もないくらい忙しいです。





■看護師の主な仕事内容


デイサービスとクリニックの施設が併設されているケースも少なくありません。


その場合は医師がすぐそばにいるので、診察のサポートなども行います。


そうでない場合は、他の病院に勤務している医師に掛け持ちしてもらう形で診察します。
医療行為はほとんどないと申し上げましたが、やることは結構あります。


当日利用者さんが問題なく入浴できるかどうかを判断するために「バイタルチェック」を
行い、もしも人が足りなければ入浴のサポートを行います。これが結構重労働です。


主な業務は次の通りです。軟膏類の塗布や褥創の処置、点眼、導尿、浣腸、摘便、お昼の
服薬、血糖測定、インシュリン施行、爪切り、傷の手当といったことを行います。





■持病を患っている利用者のケア


デイサービスの利用者さんは高齢者ですから、持病を患っている方が多いです。


肺気腫を患っている利用者さんの中に酸素を投与されてる人もいます。


こうした場合には、酸素流量の確認やSpo2の測定を行います。


そして、「人口透析」を受けている利用者さんには厳しい「水分制限」がありますので、
きちんと守らせることが大切なんですが、認知症の方も少なく無いので大変です。


高齢であるため、突発的に容態が悪化する可能性も十分あるので注意が必要です。





■デイサービスで働く看護師の悩みとは?


デイサービスの仕事は確かに病棟の仕事と比べれば、肉体的にも精神的にも負担が小さい
ですが、決して楽な仕事ではありません。楽な仕事とたかをくくっていると失敗します。


基本的にデイサービスの仕事は病院のように業務がしっかり構築されていません。


このためデイサービスで働く看護師さんの仕事は、看護よりも介護の仕事の方が多いです。
仕事に慣れるまでの間は利用者さんのケアやコミュニケーションが上手く取れません。


このため、最初は色々戸惑うことも多いことから、ストレスに苦しめられる看護師さんも
少なくありません。しかし仕事に慣れればこうした問題は自然と解決されていきます。


また、デイサービスでは看護師の数が非常に少ないため、バイタルサインのチェックなど
看護の仕事に関しては、周囲のペースに巻き込まれずにすむので、自由に仕事ができます。


このため人に看護師さんによっては、デイサービスは「人間関係の問題」がそれほど大き
くないとし、むしろ病棟よりも働きやすいと感じる方も少なくありません。


しかし、一度施設内でトラブルが起こると本当に大変です。


というのも正職員の看護師が一人しかいないケースも少なくないからです。


1人体制の職場では利用者さんの突発的なの急変に対応するのは難しいです。


病棟勤務が長い看護師さんであっても、適切な対応を取りにくいと感じています。


それもそのはず、看護師1人体制の職場では、仕事の相談をできる人がいないからです。


全て自ら率先して行わなければならないので、この点も大きなストレスとなります。





■腰痛を抱えながら働くのは難しい?!


また正職員の看護師さんが数人いるような比較的大きな施設で働いている場合でも、実際
に配置される看護師さんの数はそれほど多くないので、勤務日が揃うことも少ないです。


このため看護師さん同士が積極的に連携する機会はそれほど多くありません。


しかし、デイサービスでは医療に精通した「理学療法士」、「作業療法士」などの専門職
として働いている人たちがいますので、分からない点について相談しましょう。


また利用者さんの「体位変換」や「移乗」などにより、慢性的な「腰痛」に苦しめられる
ケースも多いので、腰痛ベルトなどを装着するなど、腰痛対策も欠かせません。


デイサービス看護師の仕事の中でも特に入浴介助と車椅子への移乗介助は腰に来ますし、
それなり力が必要なので、腰痛を患いながらこれらの介助を行うのは非常に困難です。


もし介護度の高い利用者さんが比較的多い職場で働くことになれば、さらに腰痛の症状を
悪化させてしまう可能性が高いので、この点を十分考慮して働かないと体がもちません。


また、人手が足りない施設では、職員一人あたりの負担が大きくなるので、腰をやられる
可能性が高いので、もし慢性的な腰痛に悩まされているのであれば要注意です。


デイサービスの看護師求人を探すさいに、この点について必ず確認する必要があります。


デイサービスでの医療行為と看護師と医師との難しい関係について

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■デイサービスでの医療行為について


基本的に看護師さんが医療行為を行うためには医師の指示がどうしても必要になります。
これはデイサービスのような施設であっても、病院でも変わりありません。


例えば「摘便」は、患者さん(利用者さん)自然排便ができないときに行なう立派な医療
行為であるため、これまで何度も経験していたとしても、医師の指示が必要になります。


ディサービスの利用者さんの中には、便秘で苦しんでいる方が少なくありません。

便そのものが非常に固いため、排便するさいに、力みすぎてそのまま意識を失ってしまう
ケースもよくあります。こうした利用者さんにとって排便すら命がけなんです。


基本的に大型施設を除いてデイサービスの施設内に医師が常駐していることはありません。
嘱託として働いているケースが多いため、連絡を取り合いながら対応することになります。


利用者さんの身に何らかしらの問題が発生した場合は、看護師さんが適切な処置を行なう
わけですが、一刻を争うような状況であっても、医師に指示を仰がなければなりません。


あまりにも便がお腹の中で溜まり過ぎると腸内が腐ってしまいますので、場合によっては
施設内で浣腸するのですが、排便のさいに脳梗塞が発症してしまうこともあります。


便秘が酷い場合は急病扱いにし、医師に指示を出してもらったうえで、浣腸をすれば何ら
問題ありませんが、何も確認せずに浣腸してしまうと、大問題に発展します。


摘便や浣腸程度なら医師の指示がなくても看護師さん自らの判断で行えると利用者さんや、
ご家族は思っていますので、その点に関しても理解を求める必要があります。


そうしないと何らかしらの問題が起こったさいに「対応が遅かったから、こうなった」と、
責められます。そうならないためにも看護師としての役割を自ら伝えなくてはなりません。


また利用者さんのご家族が自宅で摘便や浣腸を行なう分には何ら問題がないので、注意点
などアドバイスを求められることもありますが、その点に関しては問題ありません。






■毎回主治医に指示を仰ぐ必要性について


看護師さんが利用者さんに対して医療行為を行う場合、必ず医師の先生の指示に従わなけ
ればならないので、常に医師と連絡を取り合いながら事を進めていく必要があります。


仮にデイサービスの仕事に慣れても、独自の判断で医療行為は行なうことができません。
利用者さんの身に何かあれば、すぐに医師の先生に連絡を取らなければなりません。


しかし、多くの医師が他の仕事と兼務しているので、時には連絡を取るのも一苦労です。


デイサービスの利用者のほとんどが高齢者であるため、何らかしらの持病を持っている人
が少なくありません。施設内では突発的に発作がおこったりすることもよくあるあります。


このため、臨機応変に対処しなければならいので、事前に利用者さんの身に起こりうる、
あらゆる事態を想定したうえで、医師の先生としっかり話し合う必要があります。


また、指示を仰ぐ際のルールを明確化しておくといいでしょう。そうしないと毎回はじめ
て指示を仰ぐかのようなことになってしまうので、医師の先生もこまってしまいます。


ですので、主治医と良い関係を築き上げることが非常に大切な仕事となります。


とはいっても、人間には相性がありますので、中には意地悪な人も少なくありません。


しかし、好き嫌いを超えて仕事に取り組まなくてはなりません。


そうしないとデイサービスの利用者の健康と安全を守ることはできません。






■今後さらに厳格化が進む?


「主治医の指示」の必要性については、以下のとおりとなっています。


デイサービス(通所介護サービス)を行う上で必然的に生じる「 診療補助行 」ために
主治医の指示を得る必要があります。(医師以外に医療行為が行えないため)


介護サービス計画に位置づける際、介護支援専門員は居宅療養管理指導や情報提供料に
よって正しい情報を得て、サービス提供事業所にしっかり伝えることが必要です。


デイサービスを運営する側は、常に利用者から診断書の提出を求めています。


デイサービスでは「診療補助行為」については主治医の指示を得る必要があります。


ケアプランの作成時に介護支援専門員は居宅療養管理指導や情報提供料によって情報を
得たのであれば、「サービス提供事業所」にきちんと報告しなければなりません。


どの施設も人材不足に苦しめられています。このためどうしても目が行き届かないときも
あって、そうしたときに運悪くトラブルが起こることがあります。


だからといって、許されることではないので気をつけなければなりません。


これまで以上に厳格化される可能性が高まっています。


もっとも、病院でも看護師さんは、医療行為は行うことは認められていません。


しかし、常に医師と連絡を取りやすい状況の中で働いているので、それほど不都合なこと
はおこりませんが、デイサービスでは医師の先生が常駐していないケースが殆どです。


このため医師と連絡が取りにくかったりするわけですが、それだけではありません。


医師の先生の中には優柔不断でいい加減な方も少なからずいます。


もし、主治医がそういったタイプの方だと、利用者さんとそのご家族、ケアマネージャー
の板挟みになって、色々と嫌な思いをすることもありますので、注意が必要です。


先読みしながら、行動しないと失敗を押し付けられることになりかねません。


そうならないためにも、自ら率先して連絡を密にする必要があります。


デイサービス看護師の求人が極端に少ない理由とは?デイサービスの事業所は今後も増え続けるのか?

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■デイサービスの事業所は依然増え続けている?


高齢社会が進んでいる影響から、デイサービスの施設は依然として増え続けています。


デイサービスの利用者も急ピッチに増えていまして、すでに160万人を超えています。
過去10年間で100万人以上も利用者が増えており、驚異的な伸びを示しています。


要介護認定を受けた人たちの3人1人にの割合でデイサービスを利用されています。


ちなみにデイサービスの事業所は平成24年の段階で35000施設を超えています。


10年間で約26000以上施設が増えており、今後しばらくは継続しそうです。


というのも消費増税により景気が冷え込み、多くの企業が積極的に事業を展開することを
控えています。このため金融機関は融資先を確保するのに苦労しているのです。


過去には、リーマンショック前後に大手金融機関は貸出を制限していました。


そうした状況にありながらも、デイサービスのような介護関連の事業に関しては貸出して
いましたので、この時期にデイサービス事業に参入する動きが活発化しています。


介護関連の新規事業を始める場合、他の事業よりも銀行の与信は厳しくないようです。


不動産を持ってる方に積極的に介護関連の事業を起ち上げることを勧めているようです。
このため、今後しばらくはデイサービスの事業所が増える可能性は高いとみています。





■デイサービスの人員基準について


デイサービスは人員基準が法によって定められています。


必ず利用者に合わせて必要な従業員を配置しなければいけません。



●デイサービスの人員配置(利用定員が10人以上)

1.管理者     1名(常勤)
2.生活相談員   1名以上
3.看護職員    1名以上
4.介護職員    1名以上
5.機能訓練指導員 1名以上


●小規模デイサービスの場合(利用定員が10人以下)

1.管理者          1名(常勤)
2.生活相談員        1名以上
3.看護職員もしくは介護職員 1名以上
4.機能訓練指導員      1名以上



また看護師さんは、通所介護の単位ごとに、1名以上配置しなければなりません。


デイサービスの営業時間(8時間営業なら8時間)を通じて勤務する必要があります。


基本的に利用者10名以下の小規模の事業所は、看護師さんと介護士さんのどちらか一人
を雇えばよいので、こうした施設で働く看護師さんは、看護と介護の仕事を兼務します。






■デイサービス看護師の人気が高い理由とは?


デイサービスを事業として始めるにあたり、各自治体が定めている通所介護指定事業所
の基準として看護師を最低何名以上配置しなければならないという決まりがあります。


しかし、それほど自治体が定める条例が厳しいわけでもありません。当然厳しすぎれば
「デイサービス」を事業として始めようとする人がいなくなってしまいます。


大抵の場合、上述したとおり最低1名以上の看護師を配置すれば良いケースが多いです。


またデイサービスで働く職員の大半が介護士さんです。


このため看護師さんの数は少なく、離職率が低いので中々空きができません。


募集がかかると応募が殺到するので、看護師さんの仕事の中でも人気が高いです。


このため、これほどまで都会を中心にデイサービスの事業所が増え続けても、それに比例
して求人数が増えないのは、こうした理由からです。とはいってもこれからは厳しいです。


地域によっては乱立しすぎて、利用者さんの奪い合いになっています。


事業主に資金を融資する側の銀行はこうした点を調べないで、融資しているのでしょうね。
恐らく、高齢化が今後も進むから、大丈夫だろうくらいに考えているのでしょう。


しかしデイサービスのような介護関連の事業であっても、安泰である時代は終わりました。
よりサービス業として側面を打ち出して、利用者さんを集めるのに必死です。


施設内もまるでリゾートホテルの中と錯覚してしまうような施設もあります。


デイサービス事業の運営はこれからさらに事業所が増えることを考えると厳しいですね。





■デイサービスは介護士を中心に雇用される


デイサービスの施設内には、介護士さんや看護師さん以外にも、色々な資格をもつ人達が
働いており、利用者の数に合わせて職員の数も増減することになります。


経営側は他の有資格者より賃金基準が低い介護職員を多く雇用しようとします。


そうすることで人件費を極力抑えることができるからです。


ですので、職員全員あわせて20人程度の施設では、正規の職員として働く看護師さんの
数はせいぜい多くて2人くらいで、それを超えるとパートの看護師さんで補います。


このため慣れるまでは何かと不安な点も多いですが、すぐに慣れます。





■デイサビース看護師の求人を探すさいの注意点


もし自治体側が「利用者10名に対して常勤看護師を1名以上配置する」と、いった具合
にきちんと定めていない場合、他の施設と兼任する形でも通ってしまいます。


そうした施設で働くことになると、 本来であればやらなくていいことまでやらされること
になりかねません。とくに非常勤看護師の場合は注意しなければなりません。


ブラックな施設を避けるためにも、求職活動のさいに求人先が雇用している看護師さんの
数も確認しましょう。看護師さんの数で事業に取り組む姿勢が判断できます。


デイサービス看護師のパート・アルバイトの魅力とは?時給は高いの?

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■デイサービス看護師の時給相場


デイサービスでは、介護士さんや看護師さんなど専門職の方々が沢山働いています。


常勤(正職員)だけなく、パートやアルバイトで働いている看護師さんが沢山います。


デイサービスは、看護師さんが働く職場の中でも働きやすい職場とされています。


最近デイサービスでも宿泊施設があるところが増えていますが、大半の施設は宿泊施設
がありませんので、原則的に夜勤がありませんし、残業も少ないのが特徴です。


女性看護師の場合は結婚・出産をきっかけに一度は看護師の仕事を辞め、家計を助ける
ために病院以外の職場で働くことを選択する人達が増えています。


しかし、デイサービスやデイケアは、施設の数が少ないので求人そのものが多くありま
せんので、パートやアルバイトであっても、求人の競争率が非常に高いです。


デイサービスの時給についてですが、時給は条件によって異なります。


例えば、東京と地方では200円〜300円差があります。


フルタイムで働く場合は、時給1,500円から2,000円、日給で10,000円
から15,000円が相場とされており、病院よりも若干低目に設定されています。


パートやアルバイトの場合、単発や週2〜3回でも働けます。


求人によっては、1,500円を割り込むこともあるかもしれません。


しかし、金額以上に働きやすさを求めている方には、非常に魅力的な職場であるため、
デイサービスは、離職率が他の介護関連施設の中でも低いのが特徴です。


また正看護師と准看護師の「時給の差」についてですが、仕事の内容がほぼ同じである
ため、病院のように明確な差はありませんが、施設によっては若干差があるようです。


経験や能力だけでなくケアマネージャーなど介護関連の資格を有している方は交渉次第
で求人票に記載されている金額よりも高めに時給を設定してくれます。


一般病院で働くよりも低目に設定されていますが、デイサービスで働く介護士さんたち
の時給が900円から1,200円程度であることを考えるとかなり高いです。





■デイサービス看護師の仕事内容


デイサービスでの看護師さんの主な仕事は次のとおりです。


(1)利用者さんの健康状態を、問診・視診で確認しながら記録する


(2)特定利用者には、さらに血圧測定や検温などを行って健康状態を確認


(3)レクリエーション中にも、利用者の行動面から健康状態を入念に確認


(4)施設によっては入浴介助・食事介助などを行う介護職員の補助を行う


(5)その他、特に必要ある利用者(場合によっては家族と一緒には、
   個別カウンセリングを行い、健康状態急変の事態に備えてしっかり準備!



バイタルサインのチェックを行うことにより、利用者さんの「健康管理」を行なうわけ
ですが、デイサービスの利用者のほぼ全員が要介護認定を受けた高齢者です。


このため数分前まで元気だったのが、容態が急変することも少なくありません。


食事やレクの最中に発作が起こり、そのまま病院に救急搬送されるケースもあります。
そうした場合に冷静に医師と連携を図りながら対応しなければなりません。


このため、看護師として臨床経験ゼロでは採用される可能性は限りなく低いです。




■デイサービスでの人員基準


デイサービスを利用する利用者に対して従業員の数を最低限配置しなければならない数
というのが、各地方自治体の「 通所事業所指定基準 」によって定められています。


利用者数が10名以上の場合は以下のとおりとなります。


(1)管理者     1名(常勤)

(2)生活相談員   1名以上

(3)看護職員    1名以上

(4)介護職員    1名以上

(5)機能訓練指導員 1名以上



利用者数が10名以下の場合は以下のとおりとなります。


(1)管理者     1名(常勤)

(2)生活相談員   1名以上

(3)看護職員もしくは
   介護職員    1名以上

(5)機能訓練指導員 1名以上



ある程度規模が大きい施設でも、常勤として働く正職員の看護師さんは、最低1名以上
いれば施設運営は認められるので、多くても2〜3人程度しか配置されません。


正職員だけでは足りない分をパートやアルバイトで働く看護師さんがサポートするわけ
ですが、施設側から週2〜5日で何曜日といった形で依頼されます。


常勤の看護師求人は競争率が高いため、一つの求人に応募が殺到します。


通勤エリアを広げないとデイサービスやデイケアで正職員として働くのは難しいですが、
パートやアルバイト、派遣であれば働けるチャンスはより高いです。


上述したとおりデイサービスは施設の規模によって、業務内容が微妙に異なります。


例えば利用者へ宿泊サービスを提供してる所では、夜勤もあります。こうした点も考慮
しなければなりません。どういった働き方をするか、明確にする必要があります。


デイサービスとデイケアの違いとは?デイサービスはより介護色が強い

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■デイサービスとデイケアの違いについて


デイサービスとデイケアを同じものだと思っている方が非常に多いです。


という私も研修で各介護施設を巡るまでは、まったく同じものだと思っていました。


しかし似ているようで、実はこれらのサービスの内容は少しばかり異なります。


日本語の名称は、デイサービス=通所介護、デイケア=通所リハビリです。


まずデイケアは本来利用者の衰えてしまった体の機能(病気、怪我、老化など)を回復
させるためのリハビリやレクレーションを中心に行なうサービスです。


ですので、デイケアを利用されているのは高齢者だけではありません。大きく分けると
老人と精神科に別れていますが、圧倒的に高齢者向けの施設の方が多いのが現状です。


基本的にデイケアでは、利用者さんの自宅から施設までの送迎をはじめ、「リハビリ」
や「レクレーション」を行い、「食事(昼食)」を利用者さん全員で取ることでます。


最近は、デイケアでも入浴サービスまで行うところが増えてきました。


施設を増やすのは膨大な費用がかかりますので、現状ある施設のサービスを増やすこと
によって、利用者さんと介護するご家族のニーズに応える形をとっています。


また施設内で他の利用者さんや従業員の方々と触れ合うことで孤独感を和らげることが
できるので、毎日の生活をより充実させながら、余生を元気に過ごすことができます。


そうすることによって、老化や認知症など高齢者特有の疾患が進むことを抑えることが
できますので、ご家族の「介護負担」を軽減することができます。





■デイサービスは介護が中心です


一方、デイサービスは要介護者の高齢者のみ利用することができます。


施設に通いながら、食事、入浴、レクレーション、健康管理、日常動作訓練などを行う
介護サービスです。デイサービスの方が利用者家族の介護負担を軽減できます。


週に1〜2回程度デイサービスを利用することによって、沢山の人たちと触れ合うこと
ができるので、寝たきりの予防や認知症の進行を抑えてくれます。


最近では、宿泊サービスを提供している施設が少しずつ増えています。


とはいっても、介護保健法の適用対象外の人は宿泊できません。


施設側が仮に、介護保健法の適用対象外の人を宿泊させる場合は、旅館業法を満たさな
ければならないので、あくまでも介護保健法の適用対象者のみのようです。


大抵こうしたサービスを提供している施設では、実際に施設を利用されている方のみ、
こうした宿泊サービスを提供しているのですが、ほとんどボランティアに近いです。


「お泊りデイサービス協会」が提供しているサービスは、1回の宿泊料金が1000円
ですから、本当に介護に疲れているご家族にとっては大変素晴しいサービスです。



「お泊りデイサービス協会」

http://www.otomariday.com/info/



これなら、旅行なども気兼ねなく行くことができるので、これまでプライベートを犠牲
してまで。介護に励んできた、ご家族にとって非常にありがたい存在ですよね。


何といっても1泊1000円ですから、お財布にも優しいので、介護するご家族の負担
も経験できます。こうしたサービスが今後さらに広がることを期待しています。





■デイサービス看護師の仕事について


デイサービスでの看護師さんの仕事についてですが、デイケアと同じく「医療行為」を
行うことはほとんとありません。基本的にバイタルチェックが中心となります。


医療でも介護でもバイタルサインの確認は重要な仕事です。


高齢者さんは、容態が急変することが珍しくありません。


いち早く患者さんの容態の変化に対応できるようになるためにも、コミュニケーション
技術とバイタルチェックの質を同時に高めなければなりません。


デイサービスの看護師さんの仕事はデイケアと同じで、どちらかというと「看護」より
も「介護」の仕事に近いです。また医療行為に関しては、ほとんど行いません。


もし仮に利用者さんが急に具合が悪くなったとしても、即施設から自宅に戻されるか、
症状によっては救急車を手配して病院に搬送されます。その時は搬送します。


ただし最近のデイサービスはより利用者目線のサービスを提供するところが増えている
ので、中には看護の仕事を行うところもありますが、それはごく少数です。


デイケアと異なり、デイサービスでは夜勤があるところもあります。


公にしていないため、本当に最低人数を預かる程度です。


また、基本的に夜勤といっても、やることはほとんどありません。


一般病院での夜勤は非常にハードですが、この点に関しても比較になりません。


デイサービスの看護師として働くために必要な知識とは?

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■慣れるまでは戸惑うことも多い?


デイサービスにおける看護師さんの仕事についてですが、施設内では「医療行為」は、
ほとんど行いません。どちらかというと介護に近い仕事が圧倒的に多いです。


一般病院に勤務していた看護師さんがデイサービスに転職されるケースも少なくない
わけですが、やはり転職されたばかりのころは色々と戸惑うことが多いようです。


ですので仕事に慣れるまでの間は色々と苦労されると思いますが、職場のスタッフの
皆さんも同じ道を通って今にいたっていますので、焦らずに頑張ってください!





■介護関連の専門用語に戸惑う


基本的にデイサービスは利用者が要介護認定を受けた高齢者の方ばかりです。


また施設内で働いているスタッフの多くが「介護関係」の資格を有している方ばかり
なので、慣れるまではどうしてもコミュニケーションを取るのが大変です。


施設内でのスタッフ同士のやりとりの中で「介護関連の専門用語」が頻繁に使われる
ので、一から「介護」についてもしっかり勉強しなければなりません。


そして同時に、そうした姿勢をさりげなく周囲にアピールする必要があります。


そうしないと職場の他のスタッフからいつまでたっても一人前として認められません。
いざというときに対応できるようにするためにもしっかり「勉強」しましょう。





■まず取り組むべきこととは?


デイサービスで働くとなると、どうしても総合的に全ての分野の知識が必要です。


すぐに役に立てることができて、かつ経験が浅い分野を勉強するのがよいでしょう。


デイサービスに入職したばかりの看護師さんが日々の業務を行うにあたり、救急時の
「措置」と「判断」について、総合的な医学に関する知識が必要となります。


そして薬関係については、個々の利用者の状況をきちんと把握する必要があります。


最初はこの2点に集中して取り組むべきです。これだけでも相当時間がかかります。


デイサービスが求める看護師とは?コミュニケーション能力が大切!

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■利用者と良好な関係を築く難しさについて


デイサービスの看護師さんは、メインの仕事である利用者の健康管理をより確かなもの
にするためにも、普段から積極的にコミュニケーションを取ることが求められます。


利用者は高齢者ですから、中には内にこもってしまい、喋りかけても口を固く閉ざして
しまったままの方もいますし、反対に相談を装って喋りかけてくるお喋りな方もいます。


一般病院にいるときよりも、コミュニケーションを取る機会と時間はあります。しかし、
慣れないと、どのように対応していいか分からず戸惑ってしまうことも多いです。





■コミュニケーションは慣れるまでの辛抱!


最初はこちらから喋りかけても警戒されるばかりで、ぎこちない状態が続くと思います。
ですので、最初はできるだけ利用者の話を聞くことに集中してください。


また他の職員さんがどのように利用者さんに接しているか観察しながら、徐々に自分でも
試しみてましょう。そして、簡単な質問パターンをいくつか用意します。


それに従って利用者さんに語りかけてみて下さい。「この人は私の話を聞いてくれる」と
わかれば、次第に向こうから喋りかけてくれます。そうなればしめたものです。





■利用者からの相談について


仕事に慣れてくると利用者さんとそのご家族から色々な相談を受けるようになります。


相談の中身についてですが、例えば以下のようなことです。


(1)「体の痛みの訴え」

(2)「怪我や病気の処置」

(3)「薬がきかない」

(4)「施設内の人間関係」

(5)「家族との関係」


コミュニケーション能力というと「喋る能力」と思われがちですが、「聞く力」を養う
ことが何より大切です。利用者さんも話を聞いてくれることを望んでいます。





■看護師に求められるその他のこと


デイサービスに限らず、介護関連の施設の多くが慢性的な人手不足に悩まされています
ので、「入浴介助」や「送迎」なども行わなければならないケースがあります。


そういった状況でも嫌な顔をせずに明るく対応できる人が求められます。


また、利用者の方だけでなく、他の従業員とも誠実に接することを心がけて下さい。
利用者さんからは、優しくて親切な看護師さんが強く求められています。


デイサービスは身障者や認知症の方もいらっしゃいます。


特別視しないで普通に対応することが求められます。


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