■住宅手当の相場について
住宅手当がある「看護師求人」は少なくありません。
しかし、業種に関係なく求人全体で見れば住宅手当を支給するところは減っています。
ですので、住宅手当を支給している求人を目にすれば良心的に思えますよね。
特に長期間の住宅ローンを組んでマンションや戸建住宅を購入された方にとっては、
少しでも支給されれば嬉しいですし、家計も助かりますよね。
勿論、賃貸物件(マンション・アパート)に家賃を支払って生活している方にとっても
住宅手当は多少なりとも負担を軽減できるので、ありがたいと感じると思います。
ちなみに住宅手当の相場ですが、1万円〜2万円程度です。
後述しますが、住宅手当だけを見てしまうと、
■住宅手当を本当に必要としてますか?
病院によっては住宅手当のような諸手当を細く設定しているところもあります。
職員の住宅までもサポートしようとする姿勢は評価に値します。
やはり住宅手当ありの看護師求人の大半は、規模の大きな病院が圧倒的に多いです。
個人経営の診療所やクリニックでは住宅手当ありの看護師求人は少ないです。
上述したとおり、住宅手当の相場が1〜2万円程度ですから、これを基準に比較して
みるといいでしょう。求人によっては、1万円を割る場合もありますからね。
ちなみに勤務年数が増えても、住宅手当が比例して増えるということはありません。
また住宅を購入された場合、敷地の面積や建坪の面積は一切関係ありません。
■必ず基本給と一緒に求人を比較する!
求人票を見るとすごく魅力的に感じますが、必ず基本給も見て下さいね。
住宅手当のような諸手当がほとんどなくても、その分基本給が多いところもあります
から、必ず他の求人(諸手当が少ない)と比較して検討しなければなりません。
住宅手当が支給されている求人だけを追いかけて、他を見ないと損します。
基本給は、勤務年数に応じた働きが病院側から認められれば、それなりに増えていき
ますが、住宅手当のような諸手当が増えても全体で見たら微々たる額になります。
また基本給はボーナスに反映されます。基本給が多ければ、その分ボーナスにも反映
され、反対に少なければ、ボーナスも少なくなるので、手当以上に重要です。
手当を増やすことで、年収を抑えている場合も少なくないので、注意が必要です。